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Three chords and a cloud of dust ...

RON ASHETON’S NEW ORDER

B000VXPNW6ヴィクテム・オブ・サーカムスタンス
ロン・アシュトンズ・ニュー・オーダー
ヴィヴィド・サウンド 2007-11-21

by G-Tools
Ron AshetonがIggy & The Stooges解散直後1974年に結成したバンド。拠点はLA。活動期間は2年ほど。
ベースは、Dave Alexander脱退後のThe Stoogesでベースを担当したJimmy Recca(※)。ドラムは結成当時は元Amboy DukesのK.J. Knight。すぐ元MC5のDennis Thompsonに交代。ヴォーカルはオーディションでJeff Spryに決まった。1976年にはDave Gilbertに代わっている。Dave GilbertもAmboy Dukesにわずかながらいたことがある。後にThe Stoogesにキーボードで参加したScott Thurstonも加わり、デトロイト・ロックのベテランが顔をそろえたが商業的に成功するチャンスに恵まれなかった。

デモ録音を音源にしていて、かなり音が悪い。重ね録りしてない音は、演奏や歌が粗い部分はあるがライブ感はある。そして、意外や意外ソウルフル。作曲はほとんどRonによるものらしい。Stoogesの「Fun House」はファンクやジャズの匂いがするところがカッコイイのだが、New Orderも同様で、パンクだハードロックだと簡単にジャンル分けできないオリジナリティがある。もっとバンドが続いていたら、成功していたら、どんな個性的なバンドになっていたんだろう。
リズム隊がいい味を出しているのはともかく、Ronのギターが前面に出てこないのは惜しい。2人のヴォーカリストはどちらも声にクセがあり苦手。タイプが似てる気がするのはRonの好みなのだろうか。


1970年、Dave Alexanderが酒による失態でクビになると、ローディーだったZeke Zettnerがベーシストに採用された。しかし、重症のヘロイン常習者だったZettnerは間もなく脱退(73年にオーバードーズにより死亡)。その後任がJimmy Reccaだった。Jimmyはバンドがエレクトラから解雇され、解散するまでバンドに在籍していた。
Jimmy在籍当時は、RonとJames Williamsonのツインギター体制。バンド崩壊の原因であるヘロインはマネージャーが勧めたらしい。よく‘メンバー全員’中毒だったと書かれているが、Ronは唯一ヘロインに手を出さなかった。

Ronにとってドラッグ問題はよほど苦い思い出らしく「ストレンジ・デイズ」2007年5月号のインタビューで‘The Stooges時代のイヤな思い出’としてドラッグ問題をあげている。New Orderでも2人のヴォーカリストをドラッグを理由に解雇。ロック・バンドにドラッグは付き物とはいうものの、弟を含めバンドメンバーが壊れていく様を見るのはしんどかったろうと思う。




  1. 2009/03/09(月) 21:15:38|
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