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Three chords and a cloud of dust ...

West End Girls



初めて買った洋楽レコードがPET SHOP BOYSの「West End Girls」でした。
当時、車のCMで流れていて、最初に聴いたときはテレビに釘付けになったくらい衝撃的だったのを覚えてます。

最初にレコード化したときには全く売れなくて、後にプロデューサーを変えてアレンジし直したところ世界的にヒットしたそうで、最初に録った「West End Girls」がどんなだったのか聴いてみたいものです。
私は彼らのインタビューはぜんぜん読んだことがなくて予備知識もないので、最初からラップだったのか、後でラップになったのかはわからない。
でも、アメリカ人のストリート系やハウス系のラップとは違う。
なんていうんだろう、やっぱりブリティッシュサウンドであり、ロンドンの香りがするのですよ。
とにかくクール!それでいて、湿り気のある曲調というか、哀愁が漂いまくりで、思わずせつない気分になってしまうのです。
そして、孤独で追い詰められた心境の歌詞はとても意味深(に思える・・・)。
曲の情感に対して、感情を込めないニールの歌い方もいい。

ペット・ショップ・ボーイズの曲は他にも好きなものがたくさんあるけど、「West End Girls」はやっぱり私にとって特別な曲で今でも変わらず大好きなのです。



このアルバムは初期の3枚のアルバム時代のシングルばかり集めたベストアルバム。
時代が彼らを追いかけていたくらいの勢いのある時期で傑作を連発。
ずらーっとシングルジャケット写真も並べてあるのがウレシイ。

私は「RENT」という曲が好きです。
地味だし、今でいうところのドメスティック・バイオレンスをテーマにしている曲ながら、歌詞では一言も暴力に触れず真実から目を背ける女性の心理が巧みに描かれていて、異色の作品。
アレンジもPSBらしいキラキラ感がなくて淡々としてるのに、どこか切ない。息苦しささえ感じます。

カヴァーが多いPSBの曲の中でも名カヴァーと思う2曲。
一つ目は邦題「君の瞳に恋してる(平成バージョン)」←なんじゃコリャ。
U2の「Where the streets have no name」を大胆アレンジしてボノを怒らせたという問題作。
といっても、さすが!ノリのいい、明るいダンスミュージックに仕上げ、何度聴いても気持のいい一曲。

二つ目が、「It’s alright」。
ハウス系ミュージシャンの曲をアレンジ。
こちらもPSBのセンスが光っていて、原曲の目鼻立ちをくっきりと浮かび上がらせ、印象を強めています。
もともと、音楽を通じて平和を願う歌詞はシンプルで美しく、それだけでも心を打つものがあるうえに、PSBの曲の美しさに触発され、初めて聴いた当時そのイメージを絵に描いてみたりもしました。


  1. 2009/01/20(火) 23:02:18|
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
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