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Three chords and a cloud of dust ...

The "lost" Fourth Album

B000002R5DLost Masters
Src
One Way Records Inc 1993-10-05

by G-Tools
1993年にOne Way Recordsから出されたSRCの編集盤。
全20曲中、最初の10曲は4thアルバム用にレコーディングされていたもの。交通事故による怪我のため3rdアルバムに参加できなかったギターのGary Quackenbushが復帰し、ベースはAl WilmotからRichard Haddadに交代している。この10曲を聴くと全体的にサイケというよりロックンロールな印象を受ける。シリアスで重厚なインストを除くと軽妙で明るい曲調の曲が揃い、Motownのヒット曲やPretty Thingsのカヴァーも登場する。オリジナル曲にもピアノと女性コーラスの入るちょっとMotown的な曲があり音楽スタイルに変化が感じられる。1972年にRare Earth RecordsからBlue Scepter名義でシングルリリースした曲がこの10曲中に含まれているので同じような時期にレコーディングされたのかもしれない。CDには1970-1972年レコーディングとある。それならMotownの影響もうなずける。
1stや2ndと比べるとスッキリと聴きやすくなったというか少々垢抜けたというか。気恥ずかしくなるような甘ったるさと大仰さ、粘っこさが薄れているが、どちらがいいかは個人の好みの問題だろう。私はどちらも楽しめる要素だと思うし、どちらも好きだ。‘らしさ’は失われていない。インスト曲は相変わらず感動的な出来。すばらしい。

後半の10曲はアルバム未収録の音源のようだ。各種コンピレーションでよく見かける「Get The Picture」も入っているが、ほかはベストアルバムにも入っていない曲ばかりだ。(コンピレーションの中には現在流通しているアルバムのどれにも収録されていない曲を収録しているものもある)#11「Born To Love」は1971年にBig Casinoというローカルレーベルから唯一リリースされたシングルA面(B面は#7「Badaz Shuffle」)。#17の「Evil」のヴォーカルはScottの声ではないようだが誰なのか。

SRCは活動期間が長いうえ人気バンドだったため、かなりのライブ数をこなしていた。ブートらしきCDを一度だけweb上で見たことがあるがライブ音源も聴けるものなら聴いてみたい。

  1. 2012/09/29(土) 20:24:30|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0
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IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
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