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Three chords and a cloud of dust ...

滅多に聴かないもの

60年代のミシガン州出身バンドやミュージシャンは手当たり次第聴いている。ミシガン・ロックに駄作なし。その多くは愛着のある作品なのだが、中には嗜好と合わないものもある。個人的な好みで表に出さないのもかわいそうなのでせめて顔見世だけでも。

B0028X6KY2Ode to Quetzalcoatl
Dave Bixby
Guerssen Records 2009-06-23

by G-Tools
「キング・オブ・ダウナー・フォーク」と呼ばれるDave Bixbyの1969年の自主制作盤「Ode To Quetzalcoatl」。若かりし頃はガレージバンドで活動し、その後フォーク・ミュージックへ。ドラッグで精神を破壊されたというし1曲目から「Drug Song」なんて曲名で、どんだけドロドロした世界が待っているのかと恐る恐る聴いてみると意外や意外、美しい曲の数々。だけど何だか胸が苦しくなってしまう。重い。
Dave Bixbyの信仰や人生が複雑に絡み合っているからなのか。
現在ヴィヴィド・サウンドから限定生産の紙ジャケ仕様盤も発売中。邦題は「ケツァルコアトルに寄せるオード 」。

lostn
Lost Nationの「Paradise Lost」。オリジナルは1970年リリースのプログレ・ハード。
このジャケットにまず引いてしまったのだが、さらにオルガンがうるさくて苦手。オルガンがうるさくても平気なバンドも多いのに何故だろう。楽曲・演奏共にクオリティは高く、プログレ好きから評価も高い作品ではある。
そして、このバンドについて個人的にビックリだったのはメンバー5人のうち3人がThe Unrelated Segmentsのメンバーだったこと。ヴォーカルのRon Stults、ギターのGraig Webb、ドラムのRon Fullerである。Graig WebbとRon Fullerは全盛期のメンバーではなかったしGraig Webbは在籍期間はバンド解散の直前の短期間だったようだ。意識して聴いてみればヴォーカルの声は同じにも聴こえるが言われてみないとわからない。オルガン担当のLarry Webbはこのアルバムをリリースした前だが後だかよくわからないがFrijid Pinkに在籍、Graig Webbも71年あたりにFrijid Pinkのメンバーだった。その当時のFrijid Pinkのヴォーカルが元The Tidal WavesのJon Wearingだったというからおもしろい。
すでにFrijid Pink初期からのメンバーはドラムのRick Steversただ一人になっていた頃で、初期とはまるで違う音楽性になっていたのも納得である。私は最初の2作しか聴いていないので残り3作品はどの時期のメンバーで作られたのかわからないが、こういう事実を知ると少しは興味も湧く。

B0013E13SAエリー・ポップ(紙ジャケット仕様)
エリー・ポップ
Pヴァイン・レコード 2008-04-18

by G-Tools
Ellie Popの1968年作品。どの情報を見ても「ビートルズからの影響」が書かれているが確かにそんな感じのポップ・ロック。というよりそれ以上の日本語の情報がない。英語の情報も限られている。ギターのBill LongはThe Tidal Wavesのメンバーだったこともあり、シングル「Farmer John」のレコーディング・メンバーだったことがライナーノーツに書かれている。
曲作りはメンバーの中心人物Dunn兄弟がすべて行なっていたようだ。サイケ色は薄くコーラスに力が注がれていて全体的に爽やかで緩やか。パンキッシュな要素は皆無だがSRC、Frost、MC5、Stooges、Third Powerらと同時期に活動し同じステージに上がっていた。
オリジナル・レコードはAmboy Dukesと同じMainstreamからリリースしていた。

B000008KJOMongrel
Bob Seger System
Capitol 1993-01-26

by G-Tools
Bob Seger Systemの3rd「Mongrel」。1970年。
前作「Noah」で溜まったうっぷんを晴らすかのようにBob Seger節全開の1枚。プロデューサーに気心の知れたPunch Andrewsを迎え、曲作りの主導権も取り戻し、ようやくやりたいことができたのだろう。(Punch AndrewsはHideout時代以前、Bobとは同じバンドメンバーだった)ファンからは評価の高い作品のようだが、個人的にはこういった‘アメリカン・ロック’は苦手な方。

今回あらためて聴き返してみると、どれも決して悪くない。
そのうち好みも変わるかもしれないし時々は聴いていこうと思う。

  1. 2011/12/13(火) 17:39:53|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0
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正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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