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Three chords and a cloud of dust ...

THE JUJUS

B001UC9SCIYou Treat Me Bad
Jujus
Cicadelic Records 2010-08-17

by G-Tools
ここのところデトロイト・バンドのネタが尽きて来たので、マジメにガレージパンクも掘り始めた。60年代ガレージは海外にマニアが多いので海外サイトを検索するのが早道。探してみればさすがミシガン。バンド数は多い。中には初期のGrande Ballroomに出演したバンドもあるようだ。ただし、CDという形で聴くことができるものは限られている。

そんな中で代表的なのがこのJujus。いまや定番コンピであるPebbles、Back From The Grave、Teenage Shutdownなどに収録されている。
今回の編集盤はシングル曲と未発表音源も含めたアンソロジーで23曲もの音源を集めたというところがすばらしい。瑞々しい感性から生まれたちょっぴりせつないメロディを粗っぽくも情熱的に演奏している。青臭さよりもかわいらしさを感じるところがこのバンドの愛嬌か。メンバーの容姿にもまだ幼さが残る。
ミシガン州の中でも東に位置するデトロイトに対して、このバンドは西部の都市を拠点としていたようで、デトロイトのガレージ・バンドと比べてマイルドな印象を受けた。

3~4年の活動期間の中で何度もメンバー交替をしている。ヴォーカルは3人もクレジットされている。中期までヴォーカルをとっていた高めの声が特徴のRay Hummelはメインソングライターでもあった。彼らの一番のヒット曲「You Treat Me Bad」は彼が書いた。この人の曲は単純明快。新しさはないがシンプルなロックンロールでスッと耳から入って心に真っ直ぐ届く。
Hummel脱退後に曲作りの中心になったと思われるRick Stevensの曲もいい。フォーク・ロックやブリティッシュ・ビートの影響を感じさせるポップでモダンな曲はどれも美しい。湿り気のある曲調が多いところが魅力だ。
とにかくオリジナル曲に名曲が多いが「You Treat Me Bad」は名曲中の名曲。好きな女の子に想いが伝わらない歌なのだろう。なんともせつなく、そして想いをぶつけるかのような激しい演奏にドキドキする。USガレージパンクを代表する一曲と言っても大袈裟ではないだろう。
Jujusに出会って今まで以上にガレージパンクに興味が出て来た。

  1. 2011/06/12(日) 22:59:48|
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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