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Three chords and a cloud of dust ...

BLACK MERDA

B0007NFM5SFolks From Mother's Mixer
Black Merda
Funky Delicacies 2005-03-08

by G-Tools
デトロイト出身のサイケ・ファンク・バンド。60年代半ばから70年代初頭にかけて活動した。見ての通り黒人バンドで、メンバーは高校時代に出会い、最初はFortune Records所属のソウルやR&B歌手のバックバンドとしてプレイしていた。バンドの志向はCream、The Who、Jimi Hendrixといったロックバンドの影響を受け、次第にスタンダードなR&Bからロックへ移って行った。私はジミヘンは本格的に聴いてなくてイマイチわからないのだが、かなりのジミヘン・フォロワーのようだ。服装から立居振舞まで真似ていたらしい。
Black Merdaは今では黒人初のサイケロック・グループと言われている。Motownからのデビューを断って他のレーベルからデビューしてしまうくらいだからよほどロックがやりたかったのだろう。(後て調べてみると1stアルバムをリリースしたシカゴのChess RecordsというのはR&B、Doo-Wap、ゴスペルからサイケなロック、ジャズまで手広くやったレーベルらしく契約に至った事情はよくわからず)

世間の評判を知ったうえで聴いたので覚悟はしていたものの、私にはどうしてもブラック・ミュージックに聴こえてしまう。ファンクとロックが融合した音楽ということで当時は新鮮だったのだろうし、今でもファンが多いバンドではある。でも私はこういう音楽の面白みがまだまだわからない。
このアルバムはコンピレーションでジミヘンの影響が大きかったデビューアルバムばかりでなく後のブラックミュージック寄りになっていった時期の曲も入っているから尚更かもしれない。Black Merdaを聴いた後でMutzieを聴くと、黒っぽいと思っていたMutzieはハードロックだったんだなぁと気付く。(Mutzieが白人か黒人かいまだにわからない)

Black MerdaにしてもDeathにしても、一度はロックに近づいて行って後に原点であるR&Bやソウルに戻っていった。白人でブルースバンドをやっている人は多いが、やはり黒人のそれとは明らかに区別がされているし、そういえば黒人のハードロックバンドやメタルバンドは容易には思い浮かばない。
持って生まれたものや生まれ育った環境の違いなんかが影響して体現する音楽が違ってくるのかもしれない。人種差別もあるのかも。基本的なビートが白人と黒人では違うのだろうなぁ。
ジミヘンが生きていたら今頃どんな音楽をやっていたのだろう。

  1. 2011/04/13(水) 21:07:51|
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
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