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Three chords and a cloud of dust ...

TIN HOUSE



フロリダ出身のブルース・ロック・バンドの唯一作。1970年リリース。
トリオ編成でベースがヴォーカルを兼任。
ギタリストのFloyd Radfordは10代の頃からその才能が注目されていたようで、後にJohnny Winterのバンドにリズムギターで参加。
このアルバムはRick Derringerがプロデュース、Edgar Winterもストリングス等で2曲に参加と、Winterファミリーが大きくバックアップしている。
直接的な参加はなかったものの関係者の名前の中にはJohnny Winterの名前も見える。
ツアーも一緒にやったらしく、1970年8月にはデトロイトのGrande BallroomにJohnny WinterとともにTin Houseも出演した。

なんといってもいい曲が揃っているところがすばらしい。
軽快なギターリフもかっこよく、マイナー展開の曲などは哀愁漂い一度聴くと忘れられない。
ブルースが根底にあり、もちろんJohnny Winterの影響を感じる曲もあるが、ブルース特有の泥臭さのようなものはなく聴きやすい。
そんな中にも若さゆえの青臭さのようなものも感じられて、その青さが胸に迫るのだ。

ただテクニックがある程度あることと曲のクオリティも高いこともあって、若いわりにはきれいにまとまり過ぎている印象はある。
トリオ編成には音の厚さの不足を補うに余りある音のぶつかり合いを期待してしまうのだが、そういったエネルギーとエネルギーがぶつかり合って高まり合って生まれる衝撃、というところまでは至っていない。
もっとハジケさせてあげればよかったのに、とRick Derringerに言いたくなる。

※後日追記。
たぶんもう一人のギタリストがFloyd Radford。
この動画好きだなぁ。


  1. 2010/10/23(土) 21:40:08|
  2. American Hard
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正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
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