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Three chords and a cloud of dust ...

STOOGESの前座時代

海外サイトを探すとGrande Ballroomでのギグの日程や出演者のリストがあって、こういったリストやポスター画像を眺めて当時を想像するのが楽しみの一つだったりする。

cream-sdesign by Gary Grimshaw
「プリーズ・キル・ミー」でIggy曰く、21歳の誕生日にCreamの前座をやった際、苦労して楽器用のドラム缶を運び込んだのにセッティングがうまくいかないわアンプは壊れるわ観客にはヤジられるわで最悪のギグになってしまい、せっかくの誕生日なのにかなりヘコんだそうだ。
でもCreamは1968年4月19・20・21日に予定していたGrande Ballroomでのギグを6月に延期したという記録があって話が矛盾している。
6月のCreamのギグの時はPsychedelic Stoogesは出演していない。
前座をやったというのはIggyの記憶違いで実際は前座予定のバンドだけが出演して、観客が「Cream出せ!さっさと消えろ!」と怒鳴ったのはCreamが出演しないことに怒ったのだろうか?
本来なら3Daysの最終日の日曜日ということで盛り上がったはず。
Iggyも21歳の誕生日の記念にと期待していたんだろうなぁ、などと思ってみたり。

68年といえば、まだPsychedelic Stoogesの頃で(同年11月にはThe Stooges
を名乗っている)レコードデビューもしてない。
MC5やSRCはすでにヘッドライナーをつとめるくらいの人気バンドだったがStoogesはまだ前座ばかり。
The Whoの前座をやった記録もある。

そして「プリーズ・キル・ミー」でも触れられているBlue Cheerの前座の話。
b-m-sdesign by Gary Grimshaw
爆音で知られたBlue Cheer。
Ronの話では彼らはステージにマーシャルのアンプを3台積み上げた。
Blue Cheerは壁のようにデカいアンプを積み上げるのが売りのバンドで、Ronたちは大音量に大喜びしStoogesの爆音に拍車をかけていったらしい。
「今日は最高の音を聴かせられなくて悪いな」
と言ったかどうかは妄想の域だが、全部のアンプを積めなかったことをBlue Cheerが謝ったという証言がある。
会場の電圧やスペースの都合かはわからんが、ともかくカッコイイではないか。

Psychedelic StoogesとMC5が共演したBlue Cheerの日曜日の最終公演には1500人の観客を動員。
わざわざ数が書かれているところを見るとGrandeでは大きな数字だったのだろう。
今となっては夢の共演・・・
音がデカいだけのヘタクソなバンドという人もいるかもしれない。
ましてや現代ではさほど大音量ではないのかもしれない。
でも私はあのアホなまでに歪められた空気を原始的な音を想像しただけでゾクゾクする。

  1. 2010/09/19(日) 22:05:04|
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
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