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Three chords and a cloud of dust ...

WE ROCK



RAINBOWを聴いたあと、BLACK SABBATHとDIOでロニーの歌を聴いて、どこか物足りなくてしばらく聴かなかった。

去年の春、ルディ・サーゾがメンバーだということで改めてDIOのライブ映像を見て、2005年のライブの「Heaven&Hell」を見て胸に込み上げてくる感動があった。
なんでこの時まであんなにいい曲だということに気がつかなかったんだろう。
すっかりお爺ちゃんになったロニーは昔のように超絶な声こそ出ていないけれど、パワーやスピードが減った分、丁寧に歌い込まれ、深みが増して聴かせる歌に変っていた。
といっても60歳過ぎてほとんどMCも入れずに歌い続けてあの声だもんね。やっぱりすごいって。
それにDIOバージョンのアレンジ。最後の方に向かって劇的に盛り上がっていくところが胸にぐぐっと迫る。




DIOの代表曲を聴くとライブバージョンで聴いた方が断然印象がいい。
このライブのセットリストはその泣ける「Heaven&Hell」で終わって、そこからアンコールになるわけだけど一曲目の「MAN ON THE SILVER MOUNTAIN」のアレンジがしっとりと美しくて。
ぐぁ~っとさらに気持が盛り上がったところで「LONG LIVE ROCK AND ROLL」。ノリ良く演奏した勢いで最後の「WE ROCK」に突入する。

「WE ROCK」ってかっこいいけど同じフレーズの繰り返しなので単体で聴くと途中で弛んだ気分になることがある。
それがライブの流れの中で聴くと、ものすごくライブ向きの名曲に変る。
演奏は80年代には劣るけれど、アレンジは近年の方が好きだなぁ。
勢いのある若いメンバーと自信満々のロニーが組んでいたころと違って、ベテランで固めた現メンバーは体力で劣るためか、これがオレたちのロックだ!と突きつける感じより、とにかく観客に楽しんでもらいたいという気持が全面に出ている感じがするのだ。
そしてメンバーも楽しそうに幸せそうに演奏している。
「WE ROCK」はその象徴のようなもので、ロニーの入魂の歌唱と「YOU ROCK!!」という呼びかけにその場にいるわけでもないのに感動して涙が出た。
ロックが大好きだという思いと「ありがとう」の気持が伝わってきて、そしてこれでライブが終わってしまうというさびしさが胸を熱くするのだろう。
新曲を出さないと文句を言っている人もいるけど、温かくて感動的なライブを今も続けていることに私は心からエールを贈りたい。
そしてチャンスがあれば私もその場で同じ感動を味わいたい。

ただし、次に来日するとしたらギターはクレイグなんだよね。
私としてはクレイグのプレイはつまらない。熱いものを感じたり、ワクワクするものがないんだよな。
このDVDでは途中降板したクレイグ・ゴールディの代わりに急遽助っ人に入った元メンバーのダグ・アルドリッチがギターを弾いている。
ダグはテクニックはあるし、ヴィジュアルも悪くなくて背が高く見栄えがする(残念ながらソロはつまらなかった・・・)。
一度はダグで見てみたかったなぁ。
  1. 2008/10/13(月) 23:15:40|
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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