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Three chords and a cloud of dust ...

THE THIRD POWER

このThe Third Powerの「Believe」はdiskunionによるサイケ再発専門レーベル「PSYCHEDELIC MOODS」からリリースされたものだ。もともとはAKARMAというイタリアのレーベルが2001年にリイシューしたもので既に入手できなくなっていた。それをdiskunion限定で再プレス、国内帯・ライナー仕様で発売した。先に入手したSRCの2枚も今月29日に「PSYCHEDELIC MOODS」から同様にリリースされるようだ。SRCは情報が比較的多く頑張って英語を読めばどんなバンドだったのかなんとか想像がつくが、The Third Powerは情報が少なかったので日本語ライナーノーツはありがたい。
オリジナルは1970年Vanguardからリリースされた。
B003HACTS6BELIEVE(ビリーヴ)(直輸入盤・帯・ライナー付き)
THIRD POWER(サード・パワー)
PSYCHEDELIC MOODS(原盤:ITALY/AKARMA) 2010-04-29

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イメージとしてはやっぱりデトロイトの全盛期のバンドなのでヘヴィ・サイケやパンクっぽさ、黒っぽさを期待するところ。その点、パワーで押して来るかと思うとアシッド・フォークと言ってもいいような曲もあり、緩急があるというか変化に富んでいるというか、思いがけない展開に戸惑ったり嬉しくなったり。さらに思っていたよりサイケ度が高い。もっと70年代ハードに近い音かなと勝手に想像していたのだが。音の太さと重さは同時代のデトロイト・バンドの中でもピカ一ではなかろうか。ただ、その重さがせっかくレコーディングしたにも関わらずレーベルからリリースを拒まれる要因となったというのだ。結局なんとかリリースのこぎつけたものの制作数は少なく、もちろん売れなかった。そのためオリジナル盤は長らくマニアの所持するところとなっていたらしい。72年頃までバンドは続いた。

メンバーはDrew Abbott(G)、Jem Targal(B、V)、Jim Craig(D)の3人。Drew Abbottは後にBob Seger & The Silver Bullet Bandに参加。70年代から80年代初頭の長期に渡り活動した。Bob Seger & The Silver Bullet BandにはGrand Funk RailroadのドラムのDon Brewerも参加している。GFR解散後、Flintというバンドを結成し一枚だけアルバムを制作、さらにその後の82年頃に加入した。Drew Abbottとは一年ほど参加時期が重なっていたようだ。
B001PCOSYGFlint
Flint
Wounded Bird Records 2009-03-10

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Jem Targalの78年ソロ作「Luckey Guy」。
B000S2W9DGLuckey Guy
Jem Targal
Obscure Oxide 2007-03-06

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  1. 2010/05/19(水) 22:37:35|
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
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