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Three chords and a cloud of dust ...

SRCとMILESTONES

SrcMilestones
SRCの1968年リリースの1stと1969年の2ndの再発盤。アルバム・チャートは「SRC」が147位。「Milestones」が134位。

ベストを持っているので主だった曲はすでに聴いていて初めて聴く曲は少ないが、カヴァーが多かったA2時代とは違ってCapitol時代はオリジナル曲ばかりだ。インストはグリーグのクラシックの名曲「山の魔王の宮殿にて」をアレンジしている。途中からギターも人間も「ギャオー」と叫んでいて激しさを増していく快作。

全体的にまったりしている1stもSRCらしくて良いのだが、バラエティに富んだ2ndの方が曲数が多いこともあって聴き応えがある。インスト「The Angel Song」はヴォーカルのScott Richardsonの詩の朗読のような部分が入るが、この人は声がいいのでそれだけで聴き入ってしまう。

1970年の3rdアルバム「Traveler's Tale」はバイク事故で怪我をしたギターのGary Quackenbush抜きでレコーディングされていたとは、アルバム自体聴いたことがないこともあり今回解説を読むまで知らなかった。この辺りからCapitolのバックアップも弱くなり、セカンドギタリストSteve Lymanも脱退。バンドはCapitolを離れる。
ミシガンに戻ったものの、デトロイトのロック・シーンは既に下火に。Blue Scepterとバンド名を変えて出直しRare Earthと契約したものの、1972年にシングルを1枚出しただけで解散したのやら何なのやら、この後のことはわからない。90年代にScottは元DoorsのRay Manzarekとアルバムを制作したこともあった。
1993年に出た「Lost Masters」はデモ音源などアルバム未収録曲を集めたものらしく、この最期のシングル曲も入っている。

「SRC」のジャケットのサイケでへんてこりんな絵は色鉛筆で描かれていることがCDを手にしてわかった。見れば見るほど偏執的でイカれてるんだけどなかなか構成力があっておもしろい。

  1. 2010/04/12(月) 22:19:31|
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
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