+ 耳 福 +

Three chords and a cloud of dust ...

ENIGMAと郭英男さん

オリンピックのときにちょっとやって来た先住民族ブームがまだ私の中で残っていて、気が向くと各地の先住民族について調べていたりする日々。
ふと思い出したが、エニグマは台湾の先住民の歌声を無断使用して訴訟になったことがあった。

エニグマの「Return To Innocence」の中で印象的な男性の歌声のサンプリング。
これは台湾の先住民である郭英男さんの歌声だったのだが、アトランタオリンピックで「Return To Innocence」が使用されたことでビックリした郭さんがエニグマとIOCとレコード会社を訴えたのだ。
このことで世界的に有名になった郭さんは歌手デビューしている。
(訴訟問題はその後和解したよう)
原住民のような人々の著作権問題はなにかと難しい問題だが、マイケル・クレトゥはよく郭さんの歌声を発見したなと思う。
知る人ぞ知る歌い手だったのだろうか。
今ではYouTubeでも聴くことができる。
たしかに素朴で温かい歌声で民族音楽が好きな人なんかには堪らないだろう。
来日公演も行なわれたが、残念ながら2002年に亡くなられている。
Circle of LifeThe Cross of Changes
左が郭さんのアルバム。右が「Return To Innocence」が収録されているエニグマのアルバム。
私はどちらも持っていない。

私が持っているエニグマはこの2枚。
MCMXC A.D.The Screen Behind the Mirror
昔は好きだった。
神秘的で美しい。
ヨーロッパ人ならではの宗教的歴史に裏打ちされた音作り。
これはアジア人には真似できない。
キリスト教の教会を思わせる荘厳さ、そして背徳的な香り。
日本ではヒーリングミュージックに入れられていることが多かったけど、ヒーリングかなぁ?
けっこうセクシーで妖しさも感じる。
ミュージックビデオにそれが顕著。
倒錯しているとさえ感じるアーティスティックな映像が展開していてドキドキ。

  1. 2010/03/11(木) 21:37:48|
  2. 他ジャンル
  3. | コメント:0
<<内巻き | ホーム | The Weirdness>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

最新コメント

DETROIT JUNKIE


月別アーカイブ

カテゴリ

このブログについて (1)
Iggy Pop/The Stooges (110)
Iggyと出逢った人々 (16)
Detroit/Michigan (203)
Garage/Psychedelic (44)
Glam (5)
American Hard (5)
Cover (11)
その他Rock (42)
J-Rock (10)
他ジャンル (10)
Rockな日常? (126)
Illustration・Paper Cut Art・切り絵 (51)

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示