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Three chords and a cloud of dust ...

PRELIMINAIRES



「Preliminaires」プリミネール、フランス語で‘前戯’を意味する。
Iggyが「くだらないロックやへたくそなギターはもう聴き飽き」、「ルイ・アームストロングやジェリー・ロール・モートンみたいなジャズを聴いた」ことから始まり、フランス人小説家ミシェル・ウェルベック「ある島の可能性」を読みインスピレーションを受けた。偶然か必然か、ウェルベックから曲の提供依頼が来たことからこの作品が生まれた。

ジャズの要素を取り入れたという今作。
確かにジャズっぽさあり、シャンソンあり、テンポはスローだったりミドルだったり、激しい曲はないがやはりロックだ。
Iggyの歌声は今のIggyだからこその色気と哀愁が漂い味わい深い。
音は生っぽさよりデジタル色が強い。
ジャズのように演奏に重きはなく、あくまでIggyの声が主役だ。
そのせいか重さは一切ないシンプルな展開と演奏で、Iggyの声に聴き惚れているうちにあっという間に最後まで行ってしまう。

かつてのIggyを求めている人には物足りなくつまらないかもしれない。
だが、60歳を過ぎて新しいことに挑戦し新たな魅力を発揮するというのは年齢に応じた進化であり、The Stooges以外の顔を持つことはThe Stoogesを続けていくうえでIggyにとって必要なことなのだろう。

  1. 2010/01/16(土) 22:10:13|
  2. Iggy Pop/The Stooges
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正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
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