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Three chords and a cloud of dust ...

The Stooges 1971

easy action

「you want my action(1971THE MISSING LINK)」
Easy Action,GOOD JOB!!

レアな音源もさることながら、未公開写真が豊富なのもいい。
顔から身体からラメだらけのイギーやアンニュイなイギーが拝める。
ポラロイド写真や破れた写真そのままに再現したカードや、1971年5月13日のライブチケットを再現したふうのカードがおまけについているのがおもしろい。
子供のおまけみたいな風情ではあるね。
音源である古びたカセットテープの写真がいいなぁ。
当たり前だけど、昔はカセットテープだったんだなぁとあらためて時代を感じてしまう。


ロンとウイリアムスンのツインギター体制の期間は短く、音源はブートでわずかにあったものの少なかった。
今回は、間もなくThe Stooges解散を迎えようという頃の未発表ライブ音源と解散後イギーとウイリアムスンが抜けた状態での演奏が収録されている。
オーディエンス録音のテープから起こした音ということで、音はもちろん良くないし(それでも思っていたより音がいい。十分満足のいく音)イギーの声がちっとも聴こえないが、生々しい臨場感がある。
曲と曲の間がなげー。
イギーはまともなMCする気なんてないよね。
というよりできなかったのかもしれない。

このころイギーやスコッティはヘロインにまで手を出して本当にメチャクチャだった。
イギーがぼろぼろの血管にドラッグを打つことができなくてバスルームに閉じこもったために開演時間が大きく遅れたり、このツアーは途中から続けられなくなるんだけど、その最初のつまづきのスコッティの交通事故など、「プリーズ・キル・ミー」に出て来るエピソードの数々はまさにこの時期に起きている。
エレクトラとは3枚のアルバムを出す契約をしていたから、バンドは次のアルバムに取り掛かろうとしていたけど、すでにエレクトラはバンドを見限っていた。

今回のCD4枚のうち1枚はツアー最初のデトロイトでの公演。
そしてこのメンバーでの最後の公演であるセントルイスでの公演が収録されている。
スコッティが事故で休んだ際、サックスのスティーブ・マッケイが代役でドラムを叩いたというのは初めて知った。
そして、ツアーの最中にエレクトラから解雇されバンドは崩壊。
イギーとウイリアムスンが抜けた状態で演奏したステージも収録されている。
契約上、形はどうあれステージに穴を空けられなかったのかもしれない。二人が姿を現さなかったのかもしれない。
この後、ボウイに誘われイギーとウイリアムスンはイギリスに渡るわけだ。

  1. 2009/10/16(金) 22:55:12|
  2. Iggy Pop/The Stooges
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
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