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Three chords and a cloud of dust ...

Dick Wagner

Rock and Roll Musicursa major
Dick Wagner関係2枚。

The Frostは60年代後半にDick Wagnerによって結成、3枚のアルバムを出している。左側「Rock and Roll Music」は1969年に作られた2枚目のアルバムで、デトロイトのThe Grande Ballroomでのライブからの収録曲が含まれている。このジャケット写真をを見ると、どうも聴く気がしなくて後回しになってきた。ところが、聴いてみると印象が変わる。とにかく格好いい。Dick Wagnerのその後の活躍を考えても、もう少しメジャーになってもよかったのではと思う。アルバム3枚ともジャケットのアートワークや音にインパクトが足りず、Vanguard Recordsのテコ入れが弱かったのではと感じてしまう。曲がいいだけに惜しい。
サイケ度もパンク度も低いが、とにかく良質のハードロックバンド。意外とリズム・ギターのDonとベースのGordyのヴォーカルが味わい深い。「Rock and Roll Music」は最初聴いたとき、あまりの直球にたじろいだがロックの純情と情熱が詰まった名作であることは間違いない。

Ursa MajorはDick Wagnerとベースに元Amboy DukesのGreg Arama、ドラムにRicky Mangoneでニューヨークで結成。1972年に、2枚のシングルと1枚のアルバムを出したのみで解散した。Dick Wagner節というべき切なく美しいフレーズを随所に聴くことができるが、プログレと言っていいのだろう。曲の長さと入り組んだ構成が私にはどうにも眠い。楽曲の良さは理解できるし、頭で理解しようとするのはやめようと思うのだが、うまく自分の中で処理することができない1枚。決して嫌いとか苦手というのではないのだが。
Dickのギターは特に個性があるとか、何か強烈に印象に残る部分があるというわけではないが、普通にカッコイイ。このアルバムの後はあまりヴォーカルをとらなくなるのが残念だがギタリストとしてはより進化していく。ちなみにUrsa Majorとはジャケットの通り星座の「大くま座」のこと。

  1. 2009/06/19(金) 22:23:37|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0
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正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
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