+ 耳 福 +

Three chords and a cloud of dust ...

Please Kill Me



いつから読み始めたのか、もう忘れてしまったくらい、のろのろと読み続けている。
気の向くまま開いたページから読み始めたり。
イギー・ポップが出てくるところを繰り返し読んだり。

本書は、1965年から1992年の、後にプロト・パンクやニューヨーク・パンクと呼ばれる若きロックミュージシャンたちのあまりに赤裸々な告白の数々を収めたものである。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドから始まり、MC5、Stooges、ニューヨーク・ドールズ、ラモーンズ、パティ・スミスといった今では一般的に有名人になった人たちから、マネージャーやプロデューサーなど仕事関係者、元妻やグルービーといった女性たち。
様々な人間たちがどこかでつながりながら、下世話で愚かしくも人間クサいドラマを繰り広げている。

簡単に言ってしまえば、ミュージシャンという名のジャンキーたちの物語でもある。
よくもまぁ、これだけムチャクチャな生活ができたものだと感心さえしてしまう。
そして、ロン・アシュトンもよくもまぁ、あそこまで付き合ったものだ。



イギーの不死身っぷりとか、モテっぷりとか、裏切ったり裏切られたり、もう救いようがない。
ウイリアムスンの女子からの嫌われっぷりとか(笑)
ロンの女性関係もかなり無軌道。
みんな、おバカなのにどこか憎めない。

そしてダメ男たちを取り巻く女性陣。
しょーもない男に惚れて、尽くして、捨てられても、めげることなくまた次へ行く。
愚かしく、哀しく、いじらしく、そしてたくましい。
あの時あの瞬間が彼女たちにとってはすべてだったんだろうなぁ。

日本語訳者が愛情を持って仕事をしているところにも好感が持てる。

これから出会う音楽が増えるにつれて愛読書になっていく予感・・・
ゆらゆらと読んでいこう。

  1. 2009/06/10(水) 00:08:30|
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  3. | コメント:0
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正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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