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Three chords and a cloud of dust ...

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2012年

今年一年のこのブログをざっと眺めてみるといかにガレージ漬けだったかがわかる。
1月1日からSwamp Ratsについて書いているんだからかなり重症だ。

2009年1月のRon Ashetonの急逝からデトロイトとミシガン州に絞った収集が始まって、昨年はStoogesと同時期に活動したバンドをほぼ聴いたため66年ガレージに突入。これがあるある。ミシガンだけでこれだけたくさんあるとは想像もしていなかった。
当然アメリカ全土、さらには世界各地のガレージバンドを聴こうと思ったら物凄いことになる。一応私も他の州やヨーロッパ・オーストラリアのバンドを収録した編集盤も聴いてみた。しかしどれを聴いてもいまいち興味が湧かないことを感じた。やっぱり私はミシガン専門らしい。

いろいろ聴いた中で一番楽しめたのは「Back From The Grave」。CDは全部で5枚出ているのでとにかく全部買ってみようと思う。

ミシガンはほぼ収集終了。デトロイトのバンドは欲しいアルバムはすべて集まって後は気が向いたときでいいかなーという感じ。ガレージ系は現時点で入手できるものはすべて入手。こうなってくると来年はアナログに手を出すかも。日本ではミシガン・ガレージバンドのオリジナル盤が滅多に出ないようなのでどう探すか。
あとはオリジナルポスターが1枚でも手に入ったら一番いいけどなぁ。海外では取り扱っているギャラリーがいくつかあるんだけど購入に不安がある。無難なのはオークションなのだろうか。


そんなこんなで音楽があったから機嫌よくいられた1年だったような気がする。収集が目的なのではなくやはり音楽を楽しむことが目的なので、その点ガレージパンクはいつ聴いてもハッピーになれる私にとって最高の音楽。来年はブログ更新はさらにペースダウンしそうだけどガレージパンクはきっと毎日のように聴くのだろう。

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  1. 2012/12/31(月) 16:48:12|
  2. Rockな日常?
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The Quests

quests
The Questsもリバイバルしてたのだなー。2008年に「Re-QUESTed: Back To The Garage」をリリースしていた。シングル曲、レコード化されなかった曲に加え新作と意欲的な内容。CD販売もダウンロードも海外サイトなのでとりあえずサンプラーのみダウンロード。これが新作オンリーなのだがなかなかいい感じ。このジャケットの写真もカッコいい!
オフィシャルでもlast.fmでもサンプラーが聴ける。

The Questsは結構好きな部類。Grand Rapidsのバンドで正統派のR&Bパンクでありながら主張はしっかり。ガレージらしい荒っぽさやチープさなど旨味もたっぷり。Fentonを代表するバンドのひとつ。


「chosen few」というコンピレーションを探していてたまたまThe Questsの再結成CDのことを知った。このchosen few自体は見つからず。
chosen few
ガレージパンクのディスクガイド本で関口さんが絶賛してたので気になって。LPはともかくCDは画像も何も発見できなかった。収録内容を調べると他のコンピレーションで聴いた曲ばかりなのでこれはこれで終了。

  1. 2012/12/27(木) 17:39:16|
  2. Detroit/Michigan
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DETROIT RUINS 5 : THE GRANDE BALLROOM

grande ballroom
60年代後半のデトロイト・ロック・シーンのメッカと言うべき場所も今は廃墟である。

1928年ダンスホールとしてオープン。Wikiを見るとオープン年に1909年という表記も並べて書かれていて前身にあたる施設があったと考えられるので調べてみたがわからなかった。加えて1921, 1966年にリノベーションがされたという。とりあえず現在の建物のデザインは建築家Charles N. Agreeによるもので間違いない。建築様式はMoorish Decoでアールデコの一種。‘Moorish’がこれまたピンと来ない。イスラム様式のことで画像を探すとイメージがわかりやすい。Grandeの場合は単純にアールデコスタイルと考えていいと思う。
1階はビジネスゾーンでデパートメントストアやドラッグストアが入り、2階がダンスホールだった。

当初、デトロイト随一の規模を誇るダンスホールだったが時代の変化とともに業容も変わっていく。ジャズやビッグバンドの演奏に使われたり、50年代にはフラットダンス・ホールに。週末ごとに若い男女が集い出会いの場と化した。
そして1966年10月ロック・コンサート会場としてオープン。MC5を初めとした地元バンドはもちろんのこと、イギリス・アメリカ西海岸そしてアメリカ各地から今で言うところの大物バンドが多数出演した。Cream、Jeff Beck GroupはGrande出演時のブートらしきものをWEBで見かけたことがある。
活況を呈したのはやはり1969年までか。デトロイトのロック・シーンを牽引したこの会場も次第にライブ回数が減っていき1972年の大晦日を最後にクローズする。この最後のライブはMC5のラスト・ライブでもあった。

現在は荒れるにまかせている状態のようだ。外観はともかく中から見た画像では壁と天井の一部は崩れ、かなり崩壊が進んでいる。画像や動画が多いということは誰でも入れるということで管理も行き届いていない。ドキュメンタリー映画「Louder than Love - The Grande Ballroom Story」が作られたことからもわかる通りGrandeはデトロイト・ロックの象徴であり、これを残したいと願う人は少なくないはず。しかし、ここまで崩壊してしまうと難しいのが現実だろう。

  1. 2012/12/23(日) 16:42:58|
  2. Detroit/Michigan
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MC5

Kick Out the JamsBack in the U.S.a.High Time
これまでMC5の音楽そのものについては書いてこなかった。というのも個人的には‘音’は好きだけど‘曲’は好きなものがない、からである。それでも聴かずにはいられない魅力が彼らにはある。やはりデトロイト・ロック最重要バンドと言っていいバンドなのだ。

MC5の音も音楽性も時代を超えた普遍性があり、そしてロックをやるうえで一番大切な反骨の魂が宿っている。そして彼らはとにかくロックが好きなのだ。暑苦しいくらいに。だから彼らの音楽は今も愛され続けている。
John Sinclairの存在があったからこそ世に知られたMC5だが、John Sinclairなくとも遅かれ早かれ世に出るだけの実力があった。よくStoogesと並べ称される。実際のところ演奏力や曲の構成力、それにライブでのパフォーマンスを見てもMC5の方が数段上である。何が起こるかわからないという危うさはStoogesの方が負けていない。それにしてもMC5がチャンスを手にし羽ばたこうとした時にJohn Sinclairとホワイトパンサー党が足かせになったというのも皮肉な話だ。
多くのミュージシャンがそうであったようにメンバーはドラッグで内部崩壊していき、その後大きな成功を収めた者は一人もいなかったし、RobとFredの死はあまりに早すぎた。そのためかStooges以上のカリスマ性があるように感じる。

とにかくライブがすばらしいバンドなので数少ないライブ映像はロック好きなら必見だ。好きな曲がないとほざいている私もライブ映像は大好きで、CDはあまり聴かないが動画はよく見たくなる。よく過激だと言われるが今見ると微笑ましいような愛嬌や純粋さも感じる。

ライブ録音の1stは世間一般の評価通り全編ハイテンションな激しいアクトが繰り広げられ小気味よい緊張感と興奮のままにすべてが終わる。2nd、3rdは1stより評価が低くなりがちだがなかなかどうして。特に3rdは当時のキャリアの総決算にふさわしい豊かで濃い内容だ。本当はこの次につながる総決算であって欲しかったのだが。「SKUNK」のオープニングのインストでBob Seger、Scott Morgan、Terry Trabandtが参加していてライバルであると同時に音楽仲間だった人間関係が垣間見えて興味深い。

  1. 2012/12/20(木) 17:06:21|
  2. Detroit/Michigan
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Motor City's Burnin'

mcb
今や手に入りにくいコンピレーションなので参考まで。1998年にCDとLPでリリースされパンク系のバンドばかりMC5から始まり70年代から90年代までのバンドを網羅。デトロイト・エリアのパンクの流れを俯瞰していると言える一方で散漫な印象も受ける。収録バンドはMC5、Stooges関連が多い。LovemastersやRamrodsのヴォーカルだったBootsey XはRonやNiagaraと交流がありDark Carnivalのメンバーだった。
Vol.2になるとパンクより少々幅が広がった感じで? and the MysteriansやMitch Ryder and Detroit、それにRocketsなんかも収録されている。Scott MorganのバンドGuardian Angelはそそられる。The Gories、The Detroit CobrasはCDで聴いたが私はハマらなかった。

カケハシレコードに一度中古で出たが他では見たことがない。以前は欲しかったものの今では興味がわかなくなってしまった。60年代ガレージパンクの影響を明らかに受けているバンドはまだしも70年代のパンク勢はすっかり範疇でなくなっている。

  1. 2012/12/17(月) 23:12:09|
  2. Detroit/Michigan
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ファッション

バンド系の男の子を見かけるとついつい目が行ってしまう。
今日もバスでベースを持った男子一名。つんつんヘア、スタッズのついたバッグ、ラバーソールとパンク系かと思いきや、パンツがブーツカット。というかスゴイ裾のひろがり。もうラッパ。昔で言うベルボトム、パンタロンていうやつ。ヒッピーみたい。
パンクでラバーソールなら細いパンツだろ、そのパンツじゃロンドンブーツだろと心の中で突っ込みまくった。頭の中のイメージはディープ・パープル。どうせならあの厚底ヒールブーツをはいてほしい。そしたら今日のロングコートにも合ってたのに。

人のことを言えるほど私はおしゃれではないが、スタイルのあるファッションをしたいと思ったら研究した方がいい。特に‘元祖’な人たちのファッションは参考になる。パンクならピストルズはもちろん、リチャード・ヘルやジョニー・サンダースなんかはセンスがよくオリジナリティがある。

ガレージバンドの細身スーツもかっこよくて好き。
  1. 2012/12/15(土) 00:02:33|
  2. Rockな日常?
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RODRIGUEZ

B00000094GBest of Impact Records
Best of Impact Records
Collectables 1997-12-17

by G-Tools
ここに収録されているRod Riguezという人物、前にも気になって調べていたのをすっかり忘れていたのであらためて。今年ひそかに旬な人である。

デトロイト出身のSSWで現在はフォークロックのミュージシャンとされている。メキシコ移民2世の彼の家は貧しく(本名Sixtoは彼が6番目の子供ということから来てるらしい)そうした出自から生まれた物哀しさや静かな闘争のようなものが彼のブルースにはある。
1967年にImpact Recordsから「I'll Slip Away」がリリースされた。その後Sussex Recordsと契約しRodriguezの名で1970年「Cold Fact」、1971年「Coming from Reality」と2枚のアルバムを出したがまったく売れなかった。

ところが思いがけないところで彼の曲が聴かれていた。70年代半ばから南アフリカ・ジンバブエ・ボツワナ・ニュージーランド・オーストラリアといった国々のラジオで流されていたのだ。オーストラリアのレーベルがアルバムを再発するとこれが南アフリカでプラチナ・アルバムとなるほどの大ヒット。1979年と81年にはオーストラリア・ツアーも行われた。
しかし南アフリカではRodriguezは猟銃自殺しているという根も葉もない噂があった。そこで2人の音楽関係者がRodriguezを探し出し音楽から離れていた彼を表舞台に引っ張り出す。1998年にとうとう南アフリカ初ツアーが行われた。アメリカ本国では見向きもされなかった音楽が南アフリカやオーストラリアで人々に共感を与え長年に亘って愛され続け、このことが誰も予想しなかった事態に発展する。

2人の音楽関係者が死んだと噂されているRodriguezを探しに行った実話がドキュメンタリー映画になった。2012年このドキュメンタリー「Searching for Sugar Man」がアメリカのサンダンス・フィルム・フェスティバルで賞を受賞したのである。この作品は全米各地で上映された他、ヨーロッパのフィルム・フェスティバルにもエントリーされ、アムステルダム国際ドキュメンタリーフェスティバルでは2つの賞を受賞した。さらにサウンドトラックの発売やスウェーデンでの野外フェスティバルへRodriguezが招かれるなど、今年は俄然注目の年となった。
すでに新年早々のDVD発売が決まっており、「Searching for Sugar Man」は日本でも公開予定。
この騒ぎに一番驚いているのはRodriguez本人だろう。でもホント「Sugar Man」は名曲。

サウンドトラック日本盤は2月発売予定。こちらは輸入盤。
B007ZRZWOASearching for Sugar Man
Soundtrack
Sony Legacy 2012-07-24

by G-Tools

オリジナルアルバム。
B001BKVWYGCold Fact
Rodriguez
Light in the Attic 2008-08-19

by G-Tools

B001TCHDPSComing from Reality
Rodriguez
Light in the Attic 2009-05-05

by G-Tools


※追記
2013年2月には第85回アカデミー賞で見事、長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。

  1. 2012/12/11(火) 22:36:31|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

The Ruins of Detroit

3869300426The Ruins of Detroit
Yves Marchand
Steidl 2010-10-31

by G-Tools
お値段がいいので長らく躊躇していたデトロイトの廃墟写真集「The Ruins of Detroit」を購入。そろそろデトロイト収集も終わりだし自分へのプレゼントみたいなもの。

ドイツで作られた書籍だけあって良質。そしてゴツい。前書きと解説等を含め227ページ。
中身も充実。工場系、Michigan Central Station、高層ビルやホテルなどのあるダウンタウン、映画館・学校・教会というように整理されていて大変わかりやすい。廃墟の背景にある歴史もそれぞれ簡単に説明があって、ただのアートで終わっていない。もちろん写真はどれも妖しく美しい。

特に印象的なのがBrush Park地区のアパートメントたち。かつての高級住宅街。十九世紀後半から造られたという歴史的地区でNRHPに登録されている。ヨーロッパ文化とラグジュアリーな生活への憧れから生まれた建物はフレンチ・ルネッサンス・リバイバル、ヴィクトリアン、アール・デコ、エンパイア、ゴシックなどやそれらの混合といった様式を取り入れた美しいものばかりだ。
個人宅でなくアパートメントばかりなのはどういう意図なのかわからないが、1805年の大火以降に新しい街づくりがなされたということで、一軒家を持つことはできなくても緑に囲まれたモダンなアパートメントに暮らすことがステイタスの一つであり人気のスタイルだったことが考えられる。たしかにまるで昔憧れたヨーロッパの女学校の寮みたいでとても魅力的だ。

歴史的建造物と産業廃墟が同居する廃墟ワンダーランドなデトロイトだけど、実際自分の生活圏にこんなものがたくさんあったら怖くて暮らしていけないだろう。

  1. 2012/12/08(土) 18:00:05|
  2. Detroit/Michigan
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インターネットラジオ

60年代のラジオ事情を調べて以来インターネットラジオを毎晩のように聴いている。

ラジオ局が充実しているのはやはりアメリカ。そしてインターネットラジオを流しているところも多い。探す手がかりにしているのがWikiのこのページ
真ん中あたりにある‘Lists of radio stations in the United States’という見出しの右端の‘show’をクリックすると州一覧が表示される。州名を選ぶとラジオ局リストに飛ぶ。Formatから専門がわかるので、私の場合は‘Classic Rock’を探す。あとは局名をクリックしてその局のページに飛んだら、右側にある基本情報の中から‘Webcast’という言葉を見つければいい。

ただ、つながるとは限らない。USオンリーもあるし何回やってもエラーになるところもある。面倒くさいと聴きたくなくなるので簡単につながるところを聴いてしまう。私が聴いているのはミシガン州BirminghamのWCSX。ワンクリックで聴けてコマーシャルが少ない。曲名が表示されるところもよい。時差が14時間ほどあるので夜聴いていると「Good Morning!」なんて言葉が聴けるのも楽しい。

ラジオのいいところは普段聴かない音楽に出会えることだ。動画サイトでも新しい出会いはあるが自分の意志で選んでいくためどうしても幅が狭まる。これは好みと違うかなーと思うと途中で他に移ることもできてしまう。それがラジオだと曲が自分で選べない、先送りできない。だからどうしても最後まで聴くことになる。そしてアルバム単位だったら絶対聴かないようなバンドの曲も聴くことができる。
ガレージパンクの海外SNSでポッドキャストを聴けるところがあるが、ガレージパンクをFormatにしたラジオ局は今のところ見つけていない。ラジオでガレージパンクを聴いて60年代気分を味わえたらどんなに気分がいいだろうと思う。

  1. 2012/12/03(月) 22:07:26|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

プロフィール

正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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