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Three chords and a cloud of dust ...

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DETROIT DISASSEMBLED

8862081189Detroit Disassembled
Andrew Moore
Damiani 2010-04-30

by G-Tools
デトロイト廃墟写真集は一冊は欲しいとつねづね思っていたが、ようやく購入。
アメリカの本は往々にして大型で、これもデカい重い。置き場所に悩む。

内容はなかなかのもの。新旧の廃墟が居並ぶ。
日本の廃墟とは規模がまるで違う。国土が大きいと寂れ方もハンパない。
有名なMichigan Central Stationは巨大な駅舎まるまる廃墟である。1913年に建設されたというこの建築物は廃墟になってもその威容を失ってはいないどころか、鬼気迫るような存在感でその場に立ち続けている。東京駅が出来たのが1914年、大正3年だから、本当に古い。この状態でよく残っているものだと感心する。

ただ、この写真集を見て悲しい気持になった。若い時ならただただ興奮したかもしれないが、もう若くはないせいかそれとも震災を通過したためか、まさに‘打ち捨てられている’ものたちに対して痛みや虚しさを覚えた。町を吹き抜ける風を感じさせる写真たちがそんな気持ちを強める。一方で寂れた風景が広がる町にも人々のささやかな生活があることも確かだ。この写真集はそんな光景もしっかり捉えたフォトグラファーの視点に好感が持てる。

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  1. 2012/03/31(土) 22:41:13|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

FUNK系、その他

デトロイトといえばFunkadelicでしょ!という人もいるかもしれない。1964年ニュージャージーで結成され、68年にデトロイトに移り70年にアルバムデビュー。78年にWarner Bros.に移籍するまではデトロイトのWestbound Recordsからレコードを出していた。

このWestbound Recordsは1970年に設立されたファンク、ディスコ、ゴスペルなどのレーベル。70年代の人気バンドはともかくGrandeに出演したようなバンドのアルバムは再発されていない。
例えばThe Assemblage。
assaemblage
1971年にWestboundからアルバムとシングルをリリース。1967年頃から活動し初期にはThe Stuart Avery Assemblageと名乗っていた通り、ヴォーカルのStuart Averyを中心にしたバンドで彼が曲も作っていたようだ。
19680503artwork by Gary Grimshaw
1968年5月3日Grande BallroomでYardbirdsの前座で出演した時のもの。

何度か書いたThe Früt(Of The Loom)も71年にWestboundからシングルとアルバム「Keep On Truckin'」、72年にも「Spoiled Rotten」をリリースしているが再発されていない。
frut kot
このバンドはファンク・ロック・バンドではなく、後にハードロック系にはなるものの50年代のクラシックスタイルを取り入れた音楽をやっていた。意識的に‘ヒッピー・バンド’のイメージを作ってみたり、野外フェスで群集の間を裸で歩いてみたりと悪ふざけをすることで人気のあるバンドだったとか。

The Sunday FunniesもMotown傘下のRare Earth Recordsから71年・72年にアルバムを2枚出しているにも関わらず再発されてないバンド。
sundayfunnies
一時はSRC、Blue Scepter解散後のGary Quackenbushがメンバーだったことも。
19700125artwork by Gary Grimshaw
これは1970年1月24日・25日に行なわれたJohn Sinclair支援コンサートのポスターだと思われるが、デトロイトの主だったバンドがすべて集まっていてスゴイ。The Sunday Funniesも25日に出演している。

このコンサートに出ているWilson Mower Pursuitは知る人ぞ知るという感じのバンド。途中からリードヴォーカルをとるようになったStoneyことShaun Murphyは後にMeatloafとコンビを結成しStoney & MeatloafとしてRare Earth Recordsからデビューすることとなる。よく見ればMeatloafがPopcorn Blizzardを脱退した後のバンドFloating Circusも出演している。
Scorpionというバンドはどこかで見たぞと思ったら近年アナログ重量盤で再発されていたのを中古レコードのwebショップで見ていたのだった。ファンキーなヘヴィ・サイケといった感じのバンドらしい。1969年作。
scorpion

  1. 2012/03/27(火) 16:19:44|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

参考として

ミシガン関係を手当たり次第に収集していても、どうも手が伸びないもの。気が変わったら購入ということでメモ代わり。

まずはMotown。60年代末のバンド連中と強いつながりはないものの、やはりMotownあってのデトロイト・ロックン・ロール・シーンなのは間違いない。正直言ってどこから手を出したものやら。CDもたくさん出ている。この辺りはどうだろう。
B0009A21J4Cellar Full of Motown 2
Various Artists
Universal UK 2005-08-02

by G-Tools

50年代から60年代にかけてMotownのように大きくはならなかったものの、デトロイトには幾つものインディペンデント・レコード・レーベルが存在した。中でもMotownより歴史の古いFortune Recordsが有名だがレーベル単位の編集盤は今のところ見当らない。
これはChex RecordsというレーベルでDoo-Wopもの。
B000006L0VDoo Wop: Golden Era of Chex Records
Various Artists
Relic (M.S.) 1997-02-18

by G-Tools

デトロイト・ロックン・ロールの草創期を担ったブルース・マンJohn Lee Hookerも余力があれば聴きたいところ。1940年代から1960年代の長期に渡ってデトロイトを拠点にしていた。全米1位となった「Boogie Chillen」(1948年)、「I'm In the Mood」(51年)や、1位は獲得していないもののJohn Lee Hookerの代名詞と言ってもいい「Boom Boom」など多数のヒット曲を生み出した。
B001PA7OYEVery Best of John Lee Hooker, the
John Lee Hooker
Not Now 2009-02-10

by G-Tools

デトロイトのバンドJoint Effortの「Two Sided Country Blues」。1971年作の自主制作盤。ダウナーなアシッド・フォークで西海岸の影響を感じさせるゆるやかなタイプらしく好みとは離れているので購入しない予定。ヒッピーなフォーク系はニガテ。
je

そして書籍。
4309264948ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ
野田 努
河出書房新社 2001-08

by G-Tools
80年代から90年代のデトロイト・テクノの本ではあるが、デトロイトのブラック・ミュージックの歴史を知るうえで役立つ本でもあるらしく前々からチェックしてたもの。テクノもハウスも興味はないけれど独自の音楽文化を生み出してきたデトロイトの歴史背景や社会文化はやはり気になる。ブラック・ミュージックあってのロックであることは間違いないのだから。

  1. 2012/03/25(日) 22:32:58|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:2

THE JAGGED EDGE

1967年頃にAnn Arborで結成されたバンドだと言われているが、このバンドのことはよくわからない。
活動当時メンバーはまだ10代でとにかく手のつけられない不良少年だったらしい。A2がマネージメントし、何曲かスタジオレコーディングもしたが、この時のマスターテープは今は失われている。

Grande Ballroomにたびたび登場していたので人気のあるバンドだったのだろう。ヴォーカルのDave 'Stoney' Mazarを中心としたソウル・ロック・バンドだった。唯一1968年5月11日Cobo Arenaにおけるライブ(この日のメインアクトはThe Doorsだった)で録音されたと思われる出所不明(ラジオ?)の音源をYouTubeで聴くことができる。「Delilah」と「Crystal Rain」の2曲を聴いたが、ワイルドなプレイながら演奏も歌もティーンとは思えない巧さでなかなかの本格派。
1968年の秋には解散したと言われる一方で、ニューヨークのJagged Edgeという同名バンドが彼らが拠点を移して活動したバンドだとも言われていて、ここらあたりがよくわからない。ニューヨークのJagged Edgeはシングルを残しているようだ。

近年はStoney Mazar & The Westsidersというブルース・バンドで活動していて、オジサンばかりのバンドだがキレのある演奏と艶のあるヴォーカルがこれまた格好いい。

je1968artwork by Gary Grimshaw
1968年4月のGrande Ballroomのポストカードより。

  1. 2012/03/22(木) 17:33:25|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

訃報

MC5、Destroy All Monstersのベーシスト・Michael Davisが2月17日に亡くなっていた。
68歳だった。

ひさしぶりに力が抜ける感じ・・・


天国でも仲間たちとバンドを組んで欲しい・・・




  1. 2012/03/07(水) 22:50:59|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

プロフィール

正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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