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Three chords and a cloud of dust ...

RON'S GEAR

「A Thousand Lights」でNatalie Sholossmanが序文として70年の思い出を語っている。
その中でRonについての文章に‘red Flying V in his hands’とあったのがひっかかった。
赤いStratocasterなら当時の写真でよく見るが赤いVは見たことがない。
VといえばRonのシグネイチャーモデルを作っているReverendのVモデルぐらいしか見た記憶がない。
調べたがよくわからなかった。

Vintage Guitar Magazineという雑誌の2002年の記事でRon所有のギターについて少しわかる。(ただし英語なので私の解釈はあやしい)
9歳の時から所有していたMartinのギターをお金が必要になって67年か68年に売ったこと。
最初のエレキギターはTelecasterで、これは当時The YardbirdsのギタリストだったJeff Beckの影響があったこと。
だが、求めていたダーティな音に対してテレキャスの音がクリーンに感じあまり使用しなかったらしい。
彼はJimi Hendrixの音をイメージしていたようだがまだまだテクニック不足だった。
さらにDave Alexanderがベース担当になった時、彼からGibsonのMelody Makerを買ったが満足しなかった。
その後、当時多くのギタリストが愛用したFuzz Faceなどのファズボックスに出会いイメージの音に近づいていく。
間もなくメインギターがストラトになるのだが、ここでSRCのGary Quackenbushから買ったというFlying Vが出て来る。
1stアルバムのレコーディングに主に使った?というギターがこのVなのかストラトなのかがわからない。
わかる人には聴くだけでわかるんだろうけど。

所有したストラトで最高だったのは57年製のメイプルネックだったが、これも手放したらしい。
(プリーズ・キル・ミーでバンドメンバーが勝手に売ってしまったギターについて書かれていたはずだけどこのギター?)
今ではかなりの高値になってるようで。うーん、もったいない。

後はベースの話やアンプの話もあった。
Sunn 200sというベースアンプの話やMarshallの組み方の話。
それからBarre Chords(バレーコード。一本の指で複数弦を一度に押さえるコード)のこととか。

DAM時代は写真を見るとストラトじゃなくてLes Paulを使っている。
近年はReverendが多かったけど、ストラトやSGもどこかで見たような。

元記事は興味があればこちらへどうぞ。辞書は必要だけどなかなかおもしろい。
http://www.vintageguitar.dreamhosters.com/2863/ron-asheton/

※追記
Wikiにもギアについて書かれていて、赤いかどうかは不明ながらGibsonのVもある。

  1. 2011/02/18(金) 21:30:02|
  2. Iggy Pop/The Stooges
  3. | コメント:0

MYSTIC SIVA

B000231WSEUnder the Influence
Mystic Siva
Woins

by G-Tools
これ好きだわ。かなり好き。先月買って一回聴いたっきりになっていたのに、一度聴き出したら止まらない。他のCDを聴いても結局次はこれを聴いてしまう。

B000231WS4Mystic Siva
Mystic Siva
World In Sound

by G-Tools
先にリイシューされていたのはこの1970年の唯一作で、これが今ではマケプレくらいしか見当らない。でもサイケ好きからは高評価の作品。ああ聴きたい。ああ欲しい。

上の「Under The Influence」は1969年・1970年にデトロイトで録音された未発表曲集。今まで見た中で一番紙質のいい、がっしりとした豪華といってもいいくらいのデジパック仕様で、崩壊した都市や失われた文明を思わせるジャケットアートがこれまた良い。Eric Christofelという無名のアーティストながらSFなんだかオカルトなんだか、近未来なんだか古代なんだかよくわからない世界観とヘタウマな味わいで、気が付くと手にとって眺めているという。
リイシューしたのはWorld In Soundというドイツのレーベルで、ここからはもう1枚Christofel画のCDを見つけることができる。


ちょっと脱線したが、このバンドのいいところは10代のバンドのわりには老成しているところが好ましい。
演奏や歌が特に上手いというのではなく(ガレージバンドとしてはなかなか上手い部類では?)、拙いながらも彼らなりの音楽の追求度が深いということ。それぞれの曲の構成も凝っていて、全体的にテンポも曲調も単調なのに飽きが来ない。
もちろんこういうバンドは未熟さも味であって、未熟さゆえの時にあやういバランスにドキドキしたり、時折見せるキラリと光るものにワクワクしたりするのである。

11曲中カヴァーが3曲、残りはオリジナル。カヴァーのうち一曲はSRCの「Black Sheep」。まったり感はそのままにメリハリがなくなって・・・余計な音や声が入ったりするあたり、リハの生な空気を感じる。
ヴォーカルは最初「Iggyを意識してる?」と思ったけど、Jim Morrisonの方かな。まぁ、この時期のデトロイトのバンドならIggyの影響も充分あるだろうけど。
しかし、どこを切り取ってもこの時代らしいサイケデリックな音でとにかく楽しい。

  1. 2011/02/17(木) 23:12:31|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

DAVID CARLIN

ひさしぶりにGrande Ballroomのロックポスターのお話。

Grande Ballroomのポスターアーティストと言えば、一にGrimshaw、二にLundgrenというイメージだったが、よく見てみるとGrimshawは別格として初期に存在感を放っているのは意外とDopeだったりする。それからDavid Carlinがちらほら。Lundgrenは少しばかり後で登場して突如ハイセンスな作品を生み出して行く。

Dopeのアシッド的・サイケデリックかつプリミティブで不気味な印象すら受ける個性的作品に対して、CarlinはGrimshawの影響があるのか端整ではあるものの少々大人しい。
david carlin

他にもアーティストの名前は見かけるが、Grandeのポスターでいい仕事を残した人はこのあたりだと思う。極々初期はMC5のRob Tynerもポスターやハンドビルを描いていたようだ。マンガみたいな絵でこれがなかなかおもしろいのだが、MC5のRob Tynerによるものだという明確な表記をまだ見つけていない。私が知らないだけでファンの間では有名な話だったりするのかもしれない。

  1. 2011/02/15(火) 22:02:31|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

A THOUSAND LIGHTS



年明け早々に届いたのに一回聴いたっきりになっていた。
1ヶ月半開けて聴いたら思ったより新鮮。
10曲中4曲「1970」だし音はこもっているしでマニア向けっちゃあマニア向けだけど、Iggyの声がしっかり入っているし演奏もしっかりしていて聴き応え充分。
いい声で「The Shadow of Your Smile」(映画「いそしぎ」のテーマ曲?)をちらりと歌っているのも得した気分。
ただし、ジャケットの体裁はThe Upと同じマッチ箱タイプだが、CD+DVD+ブックレットさらにハンドビルのレプリカが付いていたThe Upに対してこちらはブックレットのみ。
曲数も少ないし、付録好きのEasy Actionにしては物足りない。
それにしても、この時期のStoogesの価値をいまだに高めているのはSteve Mackeyの働きが大きいと聴けば聴くほど感じる。

日付が特定されていない最初の2曲はZekeとBillyの演奏じゃないかなぁ?
Daveの音はもっと生きた音だ。
上手いとか下手とかではなくて自分の演奏をしている音。
ブックレットにも1枚だけZekeたちの写真がある。
このブックレットのIggy、完全に百面相(笑)かわいい。
写真も元になったカセットテープもNatalie Schlossmanという女性が提供。
‘Stoogeling’という異名を持つ彼女は最初のStoogesファンクラブの発起人らしい。
今ではすっかりオバさんだが筋金入りのStoogesファンなのだろう。
「The Stooges - The Authorized and Illustrated Story」が発刊された際のサイン会でのIggyとのツーショット写真なんて見てしまうと、リアルタイムでStoogesを見て一緒に年月を重ねたファンがうらやましくなる。

ブックレットの最後に「このアルバムをRon Asheton、Zeke Zettner、Billy CheathamそしてDave Alexanderに捧げる」という言葉を見て涙。

  1. 2011/02/11(金) 21:26:42|
  2. Iggy Pop/The Stooges
  3. | コメント:2

POWER OF ZEUS 再発!

Head Over Heelsに続いてPower Of Zeusがリイシューされる。
期待通り。やっぱり今年はこういう年だったのだなぁ。

なぁんて、Head Over Heelsはまだ手元にないけど。
1~2ヶ月待ちということでちょっぴし不安。
生産量が少ないのだろうか。

後は一昨年から引き続き恋焦がれているSpike Driversがリイシューされたら言うことナシ。
でも、あまりトントン拍子にリイシューされると収集する楽しみがなくなってしまう。


3月9日発売予定。
  1. 2011/02/09(水) 22:59:06|
  2. Rockな日常?
  3. | コメント:0

THE CHERRY SLUSH

ゆうべその存在を知ったばかりのCherry Slush。1965年にミシガン州Saginawで結成されたガレージバンドである。4枚のシングルを出していて、2001年にはそれらを収録したCDのリリース&2002年のリユニオンという出来事もあったようだが、さすがに10年も経っているとCDも入手できない。

現在はweb上で彼らの曲を聴くことは可能。
http://www.youtube.com/watch?v=1xkr3Kx2JCk&nofeather=True
この「I Cannot Stop You」はDick Wagner率いるThe Bossmenのシングル曲だったもので、Cherry Slushヴァージョンはこの曲を書いたDick Wagnerがプロデュースとアレンジをしている。
これぞまさしく進化!!
元々垢抜けているとは言い難い曲ではあるが(私はそこのところが好き♪)、アレンジで数段カッコよく若々しくなっているではないか。さすがWagner先生。
cherry slush
  1. 2011/02/08(火) 22:33:51|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:0

YOU KEEP ME HANGING ON

ガレージサイケにはカヴァーが付き物だしカヴァー曲について調べるのが半ば趣味と化しているので、カテゴリーを作ってみた。


Indexのアルバムを聴くとThe Byrds、Bee Geesなどのカヴァーも印象的なのだが、今回は「You Keep Me Hanging On」。
オリジナルはSupremesで1966年にMotownからリリースされた。
まったり、ゆるい、脱力、陰気、儚いといった言葉が似合いそうな(決してケナしてるのではない)Indexヴァージョンを聴くだけでも「名曲!」とわかる。
Motownのソングライティング・プロダクションチームのHolland-Dozier-Holland(Lamont DozierとBrian、EdwardのHolland兄弟)が作曲&プロデュースした。
H-D-HはSupremesやFour Topsを始めとする多くのアーティストの作曲&プロデュースをし60年代のMotownを支えた。
ロックの殿堂入りも果たしている。

オリジナルはポップで軽快。
Indexの後で聴くとそのテンポの速さにびっくりする。
そしてもちろんソウルフルなのだが、元気で明るいお色気のSupremesにかかるとしっとり感には乏しい。

しっとりといえば80年代のKim Wilde。
どこかで聴いたような?と最初に思ったのはもしかしたらこのヴァージョンを聴いたことがあったのかもしれない。
しっとりというよりはセクシーかな?

他にもたくさんの人にカヴァーされていているけれど私が知っている人はRod Stewartくらい。
あと、Vanilla Fudge!
YouTubeでテレビ出演した映像を見ることができる。
これが突っ込み所満載。
いろんな意味で楽しめるのでぜひ一度は見てほしい。


  1. 2011/02/07(月) 22:07:47|
  2. Cover
  3. | コメント:0

INDEX

index origin
いわゆるガレージバンド然としたバンド、悪く言えばいかにもアマチュアらしいバンド、と言っても私の場合まだ入門したてのペーペーでミシガン州のバンドしか主に聴いていないのだが、その中で初めてツボにハマったバンドである。マニアの間では評価が高かったのに長らく再発されなかったらしい。
今回は1967年の通称ブラックアルバムと68年のレッドアルバムをカップリングしたDisk1と発掘音源を集めたDisk2の2枚組。上の写真はブラックアルバムのオリジナルジャケット。

マイナーキー系と言っていいのか。もちろんガレージサイケならではのカオスやノイズがたまらないのはもちろんのこと、暗いメランコリックな曲調の曲が揃っているから気に入ったのだと思う。カヴァー曲の選曲も良い。一曲目から私の大好きな「Eight Miles High」!他も淡々とした曲が多くてヴォーカルが叫ぶような曲はほとんどないのだけど、その淡々としたヴォーカルといいファズやリヴァーヴがかかってうわわぁんと音が溢れるギターといい、意外にオリジナル曲もよかったりして、胸がきゅんとしたり痺れるような心地よさがある。
この時代にしか生まれなかった音というか空気というか。ガレージからサイケへの過渡期のバンドと言われているがサーフ調の曲もあったり、ヘタクソなのにやりたいことすべてやってのけたようなごちゃ混ぜの迫力を感じる。後にも先にも生まれない奇跡的な音。どことなくバンドメンバーがおっとりしている感じもいい。

私が購入したアメリカのLion Productions盤に少し遅れて、diskunionが直輸入盤を発売した。「幻覚目録」という邦題は気に入らないがこれから買うならこちらの方がいいかも。
B004I51V3I幻覚目録(直輸入盤・帯・ライナー付き)
INDEX (インデックス)
DISK UNION(原盤:US/LION PRODUCTIONS) 2011-01-26

by G-Tools

  1. 2011/02/05(土) 23:03:37|
  2. Detroit/Michigan
  3. | コメント:2

TOKIO HOTEL

1月はCD買い過ぎて未だ聴き切れない。
2枚組が2つあったもんなぁ。
もっと1枚1枚とじっくり付き合わなければと、ちと反省。

そんな合間に携帯に落として聴き込んでいるのがTokio Hotelの「Darkside of the Sun」。
毎日有線が流れる環境にいる間に脳内に刷り込まれた。
恐るべし有線。
新譜が出るということでちらほら話題が登ったことでようやくバンド名がわかった。

10代でデビューして何年か経っているようだけど、二十歳を過ぎた今もまだ幼さが残る。若い。
ヴォーカルとギターが中性的美形の双子で、ヴォーカルの方はまるでV系のようなルックス。
これは女子は好きでしょ。
硬派な男子には見た目で判断されそう。
私は「Darkside~」以外の曲がピンと来なかったのでCD買ってまで聴くことはないけど、しばらくはダウンロードしたのを楽しもっと。
Humanoid (Dlx)ダークサイド・オブ・ザ・サン~デラックス・エディション(DVD付)

  1. 2011/02/02(水) 17:41:17|
  2. その他Rock
  3. | コメント:0

プロフィール

正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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