今年は精神的にしんどい時期があって、そんな時音楽に救われた。
周りの人たちは「自分は自分。人は人。」という感じで、自分以外の自分の思い通りにならない人を感情的に切り捨てるようなところがあって、でも私はそういうのができなくて。
どんな人でも好きになれない人でも、どこかにいい部分がある、と思うことが自分にとって救いだった。
そう思えるのってロックミュージシャンがどんなに社会的にダメ人間でもどこか人間的な魅力があったり、私が音楽を通じて精神のバランスを保っていたりすることによるところがある。
社会にうまく適応できない人でも生きていかなくてはいけない。
時には生きるために音楽を諦めなくてはいけない。
ひとつのバンドにいてもメンバーそれぞれの人生がある。
私はもう若くなくて、そして今はもう若くない人たちのかつての音楽を聴いているせいか、たかがロックなのかもしれないけれど私には学ぶものがあった。
生きるってさ、かっこいいことばかりじゃない。
むしろ情けないことの方が多いんだよね。
それもいいじゃない。
そう思う。
情けなくたっていい。
だから明日も頑張れる。
そして来年も。
今年もありがとう。
来年もよろしく。
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- 2010/12/31(金) 17:37:26|
- Rockな日常?
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