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Three chords and a cloud of dust ...

STEVIE WONDER


Conversation Peace

スティービー・ワンダーがミシガン出身だということを偶然知った。
そうかそうかモータウンか、と1枚だけ持っているCDを探し出したらやっぱり‘M’マークが入っていた。
モータウンなんて持っていないと思っていた。
基本的に興味のないスティービー・ワンダー。

どうしてスティービーをたった1枚持っていたかというと当時「グレート・ジャーニー」というテレビ番組にハマっていたから。
医師で冒険家の日本人男性が人類が発祥し世界に広がっていった道程を逆にたどるという旅モノ。
もちろん何年もかかって撮影され放送された。
その間ずっとテーマ曲として使われていたのがこの「Conversation Peace」。
とにかく番組そのものが感動的なのに、さらにエンディングにこの曲が流れると胸が打ち震えるという。
多感な年頃だった私は涙を流したくらい。
この一曲のために購入したCDだったのだ。

あらためてアルバムを聴いてみたが、やはり「Conversation Peace」以外はぐっと来るものがない。
全体的に大仰なところがなじまない。
「For Your Love」は一度は聴いたことがある人が多いのでは。
CMか何かに使われたような記憶がある。

それでもまだしばらくはたった一曲のためにこのCDを手放さないだろうと思った。

  1. 2011/05/22(日) 23:24:30|
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DILLARD & CLARK



Gene ClarkがThe Byrds脱退後制作した初期アルバム4枚は彼のキャリアの中でも特に評価が高い。
これはその2枚目・3枚目に当たる。

Dillad & Clarkは一番カントリー色が強い。
ブルーグラスのバンジョー奏者であるDoug DillardはGeneと組む前から伝統的なブルーグラスとロックの融合を図っていた。
カントリーというと抵抗感がある私だがGeneの情感たっぷりのメロディーは聴きやすく耳になじみやすい。
残念ながらぐっと惹きつけられる曲が個人的にはあまりない。
表現の深み、心に染み入る度合いでいえば「White Light」を選ぶし、ポップさ艶っぽさフォーク度では「with Gosdin Brothers」という印象。
「with Gosdin Brothers」が一番好きだ。

  1. 2010/11/10(水) 23:08:57|
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癒し系



1967年リリースの「Gene Clark with the Gosdin Brothers」。
Gene ClarkがByrdsを脱退してソロに転向後第一作。
これも「White Light」同様グループ名=アルバム名という感じで、amazonでは題名が「With the Gosdin Brothers」となっている。

これも何とも癒し効果のあるアルバムなのだが、何に癒されているのだろうと考えると‘ギター’に尽きる。
曲そのものは「White Light」よりポップ。
ファンのレビューを見るとByrdsっぽい曲やBeatlesの影響を感じさせる曲があるということだから、この印象も間違いではないだろう。
Geneの声も「White Light」より艶っぽく感じる。
カントリー畑のVernとRexのGosdin Brothersのギターがこの時期のGeneの曲の軽妙さにしっくり来ている。
アコギも色気があるものだと感心した。
スワンプロックのReon Russellがピアノとハープシコードで参加。
Jerry Cole、Clarence White (Byrds在籍)などのカントリーギタリストの名前も見える。
徹底的にカントリーロックのミュージシャンで制作しているにも関わらず泥臭さは強くなく聴きやすい。
もちろんGeneが書く曲はどれも美しく心に響く。
パンクやメタルを聴いて疲れを感じた時に聴くとほのぼのと心地よく、本当に癒される。

  1. 2010/08/23(月) 23:08:39|
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MADONNA

80年代、マドンナやマイケル・ジャクソンが常に話題をさらっていた時期はほとんど洋楽に興味がなかった。
いくら大スターでも興味のわかないものは仕方ない。

今更ながらLady Gagaの影響でYouTubeでマドンナをいくつか見てみた。
若き日のマドンナは頭の中で漠然とイメージしていたよりもはるかに美しかった。
曲もそれなりにいいのだけどそれ以上に美女っぷりにうっとり。
当時はセクシーさで注目されたというものの時代は変わる。
今の時代に比べたら全然露出のうちに入らない。
Gagaなんて裸も同然(笑)
近年のムキムキに鍛えて露出しているマドンナはすごいなーと思うと同時にちょっとイタいかなとは思う。
でも50歳過ぎても美貌を保って一線で活躍してるのはやっぱりすごい。

YouTubeを見てて自分が結構マドンナの曲を知っていることに気付いた。
すっかり忘れていたが、たった一枚だけベストアルバムを持っていたのだ。

日本では「ウルトラ・マドンナ グレイテスト・ヒッツ 」という名前でリリースされた。
このアルバム、初期から「Vogue」までの代表曲が押さえられるまさにヒットメドレーという感じで、ギネスブックに載るくらい売れたアルバムらしい。
シングルヴァージョンで収録されてないのが残念とかオリジナルと違うとかのファンの声もあるようだけど、私のように手っ取り早くマドンナを知りたい人にはもってこい。
後々、別エディションのCDが出たりボックスセットに含まれたりと長く聴き継がれている。

それにしても声や歌い方は変わるものだなぁ。
マドンナは曲ごとにメイクやファッションも変えてメディアを大いに利用して、イメージ戦略の先駆者だったのだと感じる。
イメージの先行もスキャンダルも糧にして女優に事業にとのし上がったのだからたくましい。
そういえばこの人、ミシガン州出身なのだな。

  1. 2010/07/06(火) 21:06:32|
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GENE CLARK



1971年リリースの通称‘White Light’。
Gene Clark、好き。
フォークやカントリーは今のところ興味がわかないのに、この人の曲だけは好きなんだなぁ。
Geneがいた時期のByrdsもいずれ聴きたい。

67年の「Gene Clark with the Gosdin Brothers」に収録されている「I Found You」をミシガンのバンドThymeがカヴァーしたものが物凄く良くて、それがきっかけでGene Clarkを聴くようになった。
この人の曲を聴いていると、乾いた大地にゆっくりと水が染み渡り草木が芽吹いていくような、そんなイメージが広がる。
Gene Clarkの書く曲の良さはもちろん、彼の味のある(時々日本の昭和歌謡に聴こえてしまう)歌声、そしてJesse Ed Davisのギターアレンジのすばらしさなどすべてが融合して生まれたものなのだろうなぁと思う。
聴けば聴くほど好きになる。
なつかしくなる。

このJesse Ed Davisという人、私はまったく予備知識がなかったのだが、スワンプで有名なギタリストだそうだ。
ソロ作ではヴォーカルも担当している。
1988年に43歳の若さで死亡。ドラッグのオーバードースによる死だった。
Gene Clarkも91年に46歳で亡くなっている。
この人は酒が過ぎたようだが、ロックミュージシャンの生き方ってどいつもこいつも刹那的だなぁ。
年齢を重ねたGene Clarkの歌声も聴いてみたかった。

  1. 2010/06/26(土) 21:57:56|
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ENIGMAと郭英男さん

オリンピックのときにちょっとやって来た先住民族ブームがまだ私の中で残っていて、気が向くと各地の先住民族について調べていたりする日々。
ふと思い出したが、エニグマは台湾の先住民の歌声を無断使用して訴訟になったことがあった。

エニグマの「Return To Innocence」の中で印象的な男性の歌声のサンプリング。
これは台湾の先住民である郭英男さんの歌声だったのだが、アトランタオリンピックで「Return To Innocence」が使用されたことでビックリした郭さんがエニグマとIOCとレコード会社を訴えたのだ。
このことで世界的に有名になった郭さんは歌手デビューしている。
(訴訟問題はその後和解したよう)
原住民のような人々の著作権問題はなにかと難しい問題だが、マイケル・クレトゥはよく郭さんの歌声を発見したなと思う。
知る人ぞ知る歌い手だったのだろうか。
今ではYouTubeでも聴くことができる。
たしかに素朴で温かい歌声で民族音楽が好きな人なんかには堪らないだろう。
来日公演も行なわれたが、残念ながら2002年に亡くなられている。
Circle of LifeThe Cross of Changes
左が郭さんのアルバム。右が「Return To Innocence」が収録されているエニグマのアルバム。
私はどちらも持っていない。

私が持っているエニグマはこの2枚。
MCMXC A.D.The Screen Behind the Mirror
昔は好きだった。
神秘的で美しい。
ヨーロッパ人ならではの宗教的歴史に裏打ちされた音作り。
これはアジア人には真似できない。
キリスト教の教会を思わせる荘厳さ、そして背徳的な香り。
日本ではヒーリングミュージックに入れられていることが多かったけど、ヒーリングかなぁ?
けっこうセクシーで妖しさも感じる。
ミュージックビデオにそれが顕著。
倒錯しているとさえ感じるアーティスティックな映像が展開していてドキドキ。

  1. 2010/03/11(木) 21:37:48|
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ABBA



前から欲しかったABBA。
最近CDを買ってなかったのでとにかく何か欲しくて。
けっこう好きなんだ、ABBAとかカーペンターズとか。
「Dancing Queen」大好き!
リッチー・ブラックモアはABBAのファンだってどこかで読んだなぁ。

ピンクレディーの衣裳ってABBAの影響を感じるよね。
  1. 2010/03/03(水) 20:19:35|
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シャンソンの女王



イギー・ポップのニュー・アルバムに手が回らないまま、ふと「枯葉」のイヴ・モンタンはエディット・ピアフが見出した人なんだよなぁと思い出し、数年ぶりにエディット・ピアフを聴いている。

私はもともと洋楽はほとんど聴かなかった。
ましてやシャンソンやジャズなんて門外漢。
なのに、たった一枚エディット・ピアフのライヴ・ベスト・アルバムを持っている。
学生時代、彼女の劇的な生涯を紹介したテレビ番組を見たことがあった。
その波乱万丈で悲しさに満ちた人生に感動し、翌日CDを購入したのだ。
貧しく生まれ、時代の荒波に翻弄されながら苦労を重ね人気歌手になったエディット。
彼女は悲しみや苦しみ、そして何より‘愛’を全身全霊で歌に込めた。
胸に染み渡るような、そして時に胸をえぐるようなエディットの歌声はまさに「魂の叫び」そのもの。

半世紀以上前に作られた曲たちだが、本物は時代を超えて人の心を揺さぶるものだと思う。

「王様の牢屋」好きだなぁ。


  1. 2009/05/28(木) 22:44:45|
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West End Girls



初めて買った洋楽レコードがPET SHOP BOYSの「West End Girls」でした。
当時、車のCMで流れていて、最初に聴いたときはテレビに釘付けになったくらい衝撃的だったのを覚えてます。

最初にレコード化したときには全く売れなくて、後にプロデューサーを変えてアレンジし直したところ世界的にヒットしたそうで、最初に録った「West End Girls」がどんなだったのか聴いてみたいものです。
私は彼らのインタビューはぜんぜん読んだことがなくて予備知識もないので、最初からラップだったのか、後でラップになったのかはわからない。
でも、アメリカ人のストリート系やハウス系のラップとは違う。
なんていうんだろう、やっぱりブリティッシュサウンドであり、ロンドンの香りがするのですよ。
とにかくクール!それでいて、湿り気のある曲調というか、哀愁が漂いまくりで、思わずせつない気分になってしまうのです。
そして、孤独で追い詰められた心境の歌詞はとても意味深(に思える・・・)。
曲の情感に対して、感情を込めないニールの歌い方もいい。

ペット・ショップ・ボーイズの曲は他にも好きなものがたくさんあるけど、「West End Girls」はやっぱり私にとって特別な曲で今でも変わらず大好きなのです。


[West End Girls]の続きを読む
  1. 2009/01/20(火) 23:02:18|
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NATALIE COLE


アンフォゲッタブル

これはジャズとかR&Bとかになるのかな。
そんなこともわからずに、このアルバムは大好き。
ジャズに疎い私でも一度はどこかで耳にしたことのあるスタンダードナンバーが揃い馴染みやすい。
ナタリーの甘く、柔かな歌声がなんともチャーミング。
父・ナット・キング・コールが歌った曲の数々をハートフルに歌い上げている。
刺激的な音楽もいいけれど、たまに聴くこんなしっとり系の音楽は心にも体にも優しい。

アルバム購入当時なんの予備知識もなく、輸入盤で中身がわからなかったこともあって、故ナット・キング・コールとのデジタル共演が話題になっていたことをつい先日知ったばかり。
十数年ぶりに再び亡き父とのデュエットに挑戦した新作が出るらしい。
60歳近いというのにますます美しいナタリーにも感激。
  1. 2008/08/07(木) 21:28:02|
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プロフィール

正親町さるる

Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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