+ 耳 福 +

Three chords and a cloud of dust ...

またまた訃報

David Bowieが昨日亡くなりました。
8日に69歳の誕生日を迎え、ニューアルバムも出したばかりだったのに。
なんだか信じられないです。

とくにファンではなかったけれど、Iggyのキャリアを語るうえで欠くことのできない人。子供の頃、この人の美しさに心ひかれた記憶もあり、私の中でもちょっぴり特別な人でした。

ご冥福をお祈り申し上げます。


それにしてもこのブログ、訃報記事だらけになっちゃったなぁ。


  1. 2016/01/11(月) 22:18:54|
  2. Iggyと出逢った人々
  3. | コメント:0

DAVID BOWIE



今さら私のようなド素人が語るまでもない人だが、Iggyのキャリアにとって重要な役割を果たした人である。
そのあたりは既にちょこちょこと触れているので書かない。

今年は「Ziggy Stardust」の発売40周年だそうで記念盤はもうすぐ発売だし、日本でもあちこちで記事等を見かける。
昨日は「ロッキンオン」を立ち読みしてきた。
もちろんIggy目当て。期待通りインタビューにはIggyの写真と話題があった。
「Ziggy Stardust」と言えば70年代のDavid Bowieの代表作中の代表作だが、正式には「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」というやたらと長い題名だということを数年前まで知らなかった。
特にファンではないとこういうところは雑になる。
それでも子供の頃この人の美しさにポカーンとなったことは今でも懐かしい思い出。
70年代のBowieは本当に美しかった。

  1. 2012/05/18(金) 16:49:33|
  2. Iggyと出逢った人々
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MICK ROCK

最近は「Raw Power」期のIggyにあまり興味がないのでMick Rockよりも好きなフォトグラファーができてしまった。
それにしてもMick Rockご本人のチャーミングなこと。
私にはお茶目でかわいい人に見えるのだ。

2007年に勘三郎の写真展で来日していたことは知っていた。
その前の2003年に日本で初写真展をしていたとは・・・うーん、当時は興味がなかったとはいえ残念無念。
またあるといいなー。
Leni Sinclair&Gary Grimshawの作品が日本に来たことといい、近年はやっぱりロック・レジェンドが見直されている時期なのだね。

Mick RockはSyd Barrettの写真が特に好き。
syd
どの写真を見ても空虚な印象は変わらず。
そしてファッショナブル。

Psychedelic Renegades: Photos of Syd Barrett

  1. 2011/05/04(水) 00:03:30|
  2. Iggyと出逢った人々
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Dolls ニューアルバム



New York Dollsの新作がもうすぐ発売される。
にわかファンというか短期集中ファンだった私としては陰ながら応援してる程度だけれども(CD買いもしないで応援もないが)ここに来る人はドールズファンもいるかもしれないし宣伝しとこう。
リ・ユニオン第3弾になるのかな。
アーサー亡き後も順調に活動を続けてることは喜ばしい。

だけど、アーサーがいないのはやっぱりさびしいな。
ロンがいないStoogesが物足りないようにアーサーがいないドールズは物足りない。

いやいや!ロンがいないことは物足りないどころじゃない。
私にとってはもっともっともっともっともっと大きな大きな穴・・・
そのことを痛感するばかり。

  1. 2011/03/10(木) 21:18:52|
  2. Iggyと出逢った人々
  3. | コメント:2

WHITE LIGHT/WHITE HEAT



多くの人はNicoが参加した‘バナナ’を挙げるけれど、私はこの2ndアルバムの方が好きだ。
最初から最後までイカレっぱなし。
実験的でアヴァンギャルドで、まさにヤク中が生んだ音。
ルーツも背景も感じられないその一瞬一瞬に生まれた生々しい音。
Lou Reedには興味はないし演奏も歌もヘタクソだがそんなことはどうでもいい。
この不協和音が混沌が気持いいのだ。

これが68年作だから、Iggyたちはこれを聴いた後でデビューアルバムのレコーディングに入ったはず。
影響はもちろんあったろうし、本人達は「John Caleのブロデュースだから」と言葉に出さずとも期待はしていただろう。
このアルバムを聴いてこのアルバムが好きなら期待するのは当然だ。
事実Iggyはヴェルヴェッツを聴いていたし好きだったと言っている。
フタを空けてみたら期待とは違ったようだが。
後にセカンドアルバムで「L.A.BLUES」のようなインプロヴィゼーションの一曲をアルバムのラストに持ってきたあたりもヴェルヴェッツの「Sister Ray」が意識的か無意識にかあったのだと思う。
同じ即興音楽でもヴェルヴェッツの方が1枚上手なところはしかたない。
ワイルドでありながらも洗練されているのはやはりヴェルヴェッツの方で17分に及ぶ長尺もあっという間。
Lou ReedとJohn Caleの間にあるライバル意識や緊張感ももちろん音楽性と無関係でなく、この点でも人間関係に特に問題を抱えてなかったと思われるStoogesとは異なる点ではあった。

もちろん両者はまるで別物で単純比較すること自体が愚かしい。
それでもついつい比べてしまう。

ところで、IggyとLouの交流についてはさっぱりわからない。
お互いに嫌いだった、というイメージが私にはあるが、実際はどうだったのだろう。

  1. 2010/09/28(火) 21:16:05|
  2. Iggyと出逢った人々
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追記・ THE NEW YORK DOLLS

映画「New York Doll」では、いろんな人のコメントが差し挟まれている。
元メンバー、今回のバンドメンバー、モルモン教関係の人、再結成を観に来たロック関係者、友人知人、そしてIggy Popも・・・

その中でロック関係者が口を揃えて「73年という暗い時代を変えてくれた」と言う。
彼らはロック・シーンへの不満をもらす。
ハッキリは言わないがプログレへの不満、その後台頭してくるヘヴィ・ロックへの不満。
‘プログレ’という言葉こそ出てこないが背景にちらちらと映る映像はどこから見てもEdgar Winter。
あれは「Frankenstein」の映像かなぁ。

ところでDVDケースの表裏とも写真はいつ撮られたものなのだろう。
全員髪が短くて、どう見ても老けている。
Johnnyなんて顔がふっくらして、その服装はないだろ!と突っ込みたくなるような。
てゆーか本当にJohnny?
これを見て「30年会ってないなんてウソでしょ」と思った。
すっごい気になるのに答えが見つからない。
ご存知の方は教えてください。

  1. 2010/09/01(水) 22:29:21|
  2. Iggyと出逢った人々
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The New York Dolls ~latter part


これは映画が撮影された時点で思いもよらない人生を送っていたArthur”Killer”Kaneのドキュメンタリー。
バンド脱退後のArthurの人生、そして音楽と無縁の生活を送る彼に突如降ってわいた一夜限りのDolls再結成話。

1974年のJohnny ThundersとJerry Noran脱退後も残り3人でしばらく活動していたが、ArthurはDavid Johansenと大喧嘩して脱退。
DavidはジャンキーだったJohnny達を引き止めなかったのと同様にアルコール中毒のArthurも引き止めなかったらしい。
75年、ここにNew York Dollsは解散する。
その後Arthurは音楽活動を続けるがうまくいかず生活は困窮する。
仕事はなく酒浸り、暴力もふるう夫に愛想を尽かし妻は出て行く。
ヤケになったのかArthurは自宅の2階から飛び降り怪我をして入院。
これが転機となる。

退屈な入院生活の中、ベッドで読んでいた新聞にモルモン教の広告があった。
電話連絡後、幾度かの宣教師の訪問を受け入信。
後に教会の図書館に勤務するようになった。
戒律の厳しいモルモン教によりArthurの堕落した生活は一遍。もちろん酒もタバコもやめた。
バスで職場に通い、仕事をして、またバスで自宅に帰る、平凡で変わり映えのしない毎日。
髪は額が上がり、地味なネクタイを締めた物静かな50代のおじさんだ。
その姿からはかつてのロックスターの面影を見出すことは難しい。
しかし彼は今でもDolls時代の輝かしい日々を忘れられずにいる。
決して成功したわけでもなく金銭的にも苦しいはずだったDolls時代だが、彼にとっては「人生最高の思い出」なのである。

彼は今でも貧しく、質に入れたベースを買い戻せないでいる。
質流れを防ぐため毎年利子分を支払うのが精一杯なのだ。
かつての仲間であるDavidとSylvian Sylvianが今でも音楽活動を続けていることを羨ましく思いコンプレックスさえ感じている。
特に喧嘩別れし、メンバーの中では唯一の成功者といえるDavidに憎しみさえ抱いていた。
そしてDollsのフォロワーのバンドたちが成功して稼いでいることに怒りを覚えていた。

Dollsというバンドは今でこそ世界的に知名度のあるバンドになり、その音楽性も先進的なパフォーマンスもリスペクトされているが、当時はローカルな人気に止まりレコードは売れなかった。
そもそも彼らが最初に注目されレコード会社との契約がまさに結ばれようという時に初代のドラマーがドラッグ絡みで突然亡くなったことから彼らには悪名がついてまわるようになった。
さらに彼らは世間知らずだったのだろう。
契約時にすべての権利を手放してしまったのだと思うのだが、現在も彼らにはまったく印税は入って来ないのである。

この映画の監督もモルモン教徒で教会でArthurと知り合い、彼の人柄に興味を持ち彼を映画にしたらおもしろいのではないかと考えていたところ、偶然にもDolls再結成話が持ち上がったらしい。
そこで映画制作も現実味を帯びてくる。
彼はArthurに密着しカメラを回す。
Arthurの心は再結成に対する戸惑い、喜び、期待、不安など様々な感情で揺れ動く。
物語はあっという間に進んでいき、公演一週間前のリハーサルに突入。
ここでArthurは30年ぶりにDavidと再開する。
Davidとの関係というのがこの映画のひとつのキーポイントになっているように思う。
Arthurの不安の大もとはここにあったと言っていいのだから。

物語の結末は今ではもう有名だと思うが、あえてここでは書かない。
ロックスターを夢見て挫折した人間はこの世にたくさん存在することだろう。
‘一発屋’と呼ばれ一度はチャンスを手にしながら、その後消えて行ったバンドもたくさんある。
だが、こんな‘運命’と言っていいような人生に出会う人がどれだけいるだろうか。
エンドロールを見ながら、感動というよりは不思議の感に打たれ頭がしびれたようになった。



Dolls祭りの最後が「ALL DOLLED UP」。
これもドキュメンタリー。
前出の写真集のカメラマン・Bob Gruenが3年にわたって撮影したプライベート映像を編集したものである。
当時は最新式だったハンディタイプのビデオカメラで撮られているがオール白黒。
だが、貴重なライブ映像に加え、バックステージの様子、移動中の様子などを見ることが出来、メンバーの飾らない生の声を聞くこともできる。
「New York Doll」を見た時Arthurの声や話し方が年寄り臭いと思ったが、これを見てArthurは若い時からあんな声であんな話し方だったのだと知りおかしかった。

アルバムは夢中になれなかった私でもライブの映像にはわくわくした。
ライブの方が断然いい。
このDVDを見終わった頃には幾度となく流れた何曲かは抵抗を感じなくなり、頭の中に自然にすうっと流れるようになった。
ショウマンに徹しているDavidはすごい。
これではドラッグにおぼれロックのためにドラッグをやってるんだかドラッグのためにロックしてるんだかわからなくなってしまったメンバーとはうまくいかなくなるわけだ。

Handsome Dick ManitobaのBob Gruenへのインタビューも愛があっていい。


  1. 2010/08/28(土) 23:49:59|
  2. Iggyと出逢った人々
  3. | コメント:0

The New York Dolls ~first part


IggyとJohnnyを描いている頃このCDを聴いていた。
何回か聴いたけどピンと来ない。
とてもわかりやいR&Rなのだけど、どの曲も同じに聴こえてしまう。
それにDavid Johansenの声になじめない。
The Stoogesのどこがいいのかわからないという人でも大ファンだったりするのに相性が悪いのだろうか。
それでもDollsが気になって気になってしかたない。

彼らは活動期間が短く当時の動画も、意外にも写真も少ない。
そこで貴重な写真集を次に購入。

2008年に出版されたBob Gruenというロック・フォトグラファーの写真集。
この人はDollsのライブに通ったりツアーに同行したりしてメンバーと行動をともにしながら彼らの写真を撮りためた。
今になっての出版となったのは2004年の再結成が契機なのだろう。
再結成の立役者であるMorrisseyが後書きを添えている。
すでにメンバーが4人他界しているこのバンドの生き残りであるDavid JohansenとSylvain SylvainへのLenny Kayeによるインタビューもある。
さらに各写真の間にはメンバーや彼らのファンであり同時代に活動したニューヨーク・パンク勢の発言が盛り込まれている。
生前のJohnny Thunders、Jerry Nolanの言葉、Johnny Ramone、Dee Dee Ramone、Richard Hell、Iggy Pop、Stiv Bators、Malcolm McLaren、Todd Rundgren、Debbie Harryなどなど。

白黒が多いが、世間の度肝を抜いたファッションを楽しむのにもってこいの本。
女性服や子供服を着るという発想が当時では奇抜で、古着を着たりガールフレンドから借りたりしていたようだ。
スタイリング担当のフレンチという名前のスタッフがいて彼が古着屋から調達していた。
彼らのファッションは‘娼婦’だったそうだが、もちろんそれはねらってのこと。
メイクをしてド派手な服を着、オネェ言葉を話し、最初はゲイだと思われたが全員ストレート。
Davidはとにかくスリムで彼が着ていたワンピースを他の写真ではガールフレンドが着ていたりする。
彼はものすごく工夫もしているしこだわりも持っている。
ただ女装をするとオバチャンに見えてしまう。
モンキー顔で額がやけに広くてお世辞にもハンサムとは言えないが笑うと愛嬌があり憎めない。
女装して1番かわいいのはJerry。
「女のカッコなんてしてられるか」と言って女装をしなかったJohnnyはセンス抜群で何を着てもかっこいい。
特にあの時代にあのヘアスタイルはすごい!
彼は高校時代から長髪で洋服をたくさん持っていて(ガールフレンドもたくさんいて)オシャレだったとSylがインタビューで話していた。
SylとArthurのファッションはちょっとヘン。
メンバーで衣装を着まわしているあたり微笑ましい。

多くの若者やアーティストがインスピレーションを得たが、拒絶反応を示す人たちがたくさんいたこともわからなくもない。
現代ではそれほど驚かれないとしても真面目な大人にはやはり‘色モノ’扱いされそうだ。

ちなみにこの写真集の表紙、サテン調の光沢あるピンク。文字はシルバー。
ちょっとグリッターな感じ。

そして、興味のそもそものきっかけであった「New York Doll」を見た。




・・・<後編>へ続く。

  1. 2010/08/27(金) 21:58:50|
  2. Iggyと出逢った人々
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STIV BATORS

Sue Rinsky撮影のDestroy All Monsters写真集で、Handsome Dick Manitobaとともに誰だかわからない人がいた。
その写真、Sirius Trixonも写っているし、わからない彼はどう見ても只者ではない雰囲気だし、ずっと気になっていたのだ。
そして彼の正体がつい先ほど判明。

The StoogesのCDについて調べるのにBOMP!のサイトを見ていたら彼の写真があることあること。
え?この人がStiv Batorsなの?
Stivなら名前は知っている。The Dead Boysのヴォーカルだ。
The Dead Boysあたりになると苦手範疇に入ってくるのでノーチェックだった。
このバンドもライブで「Search and Destroy」をやってる。
残念ながらIggyと一緒の写真は見つからず。
↓ちなみにBOMP!が出したStivのソロ。

このジャケット写真も前々から知ってたんだよなぁ。まさかStivとは。

さらにさらに、The Lords of the New Churchのヴォーカルだと知って2度びっくり。
なんとなく知ってるバンドだったけど同一人物に見えない。言われてみればという感じ。
今はこのバンドにはおもしろい顔ぶれが揃っていたのがわかる。

ああ、それにしてもスッキリした。

  1. 2010/08/24(火) 21:25:35|
  2. Iggyと出逢った人々
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Johnny Thunders

ジョニサンは物凄く興味深い人。
興味を持ったきっかけは「プリーズ・キル・ミー」。
ドラッグ漬けでヘロヘロのボロボロ。痛々しいくらい。
カサブタだらけで破れたところから汁が出る体、黄色や緑色のパッチワークみたいな顔、それを濃い化粧で隠し、派手なスーツで覆った。
おまけに彼の死はあまりに悲惨。
でも、彼の音楽を、彼のギターを愛する人はたくさんいて、人にたくさん迷惑をかけたはずなのに、彼自身たくさんの人に愛されていた。
ナイーヴで気持の弱い人で子供みたいで、だけどかっこいい。
日本にもジョニサンのファンは多い。

どうして彼はこんなにも愛されるのだろう?彼の魅力はなんだろう?

動いている彼が見たくてYouTubeを見ても噂通りへろへろの演奏をする姿ばかり。
ひどいのになると完全にイってて目なんて白目を剥いた状態でステージに立っている。
演奏も歌もまともにできない状態なのに、それでもステージに立ち続ける姿に涙が出そうになった。
彼があの時、なんとか辛い時期を乗り越えて生き残ったら・・・そんなことを考える。

j-s-i
元カノを挟んでショボくれた顔のお二人(笑)
photo by Bob Gruen

  1. 2010/06/20(日) 23:13:05|
  2. Iggyと出逢った人々
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Author:正親町さるる
IGGY POPや1960~70年代のアメリカ・ミシガン州のROCKが大好きです。
USガレージ・パンク、ガレージ・サイケにもハマってます。
ミュージシャンやROCKをテーマにした切り絵も描いてます。

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